あらすじ
第8話
(9/6放送予定分)
東京オリンピックを1年後に控えた昭和38年(1963年)夏、国内産業保護法成立を目指す戦いに敗れた風越慎吾は通産省の外局である特許庁長官へ異動となった。一方、玉木博文前特許庁長官は異例の本省返り咲きを果たし、次官の座に就いた。 その頃、通産省内では、国産旅客機の開発支援が最重要課題となっていた。それは、池内信人総理大臣の「オリンピックの象徴である聖火を国産初の旅客機で運ぶ…」という強い意向によるものだった。しかし、国産旅客機は米連邦航空局の飛行審査で不合格を言い渡されてしまった。航空機メーカーは、問題点の究明と機体の改修のためには、現行の国産コンピューターの処理能力では限界があり、期限までに間に合わないと主張。玉木らは、コンピュータ産業も自由化して、米国IDN社製のコンピューターを導入して対処すればいいと考えていた。 日本のコンピューター産業が、潰されかねない状況にあることを知らされた風越は…。
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