あらすじ
第7話
(8/16放送予定分)
貿易自由化という戦後最大の試練を控えた昭和37年(1962年)、通産省企業局長の風越信吾は外国企業の進出から国内産業を守るため、「国内産業保護法案」の成立を進めていた。法案が最も重視するのは自動車業界の再編で、過当競争を防ぐため普通自動車の量産メーカーを三社に絞るという「自動車三社構想」は、慎重な根回しが必要なため、極秘事項として検討されていた。 そんな中、通産大臣の須藤恵作は、「自分がいては貿易自由化を進めようとする総理大臣の池内信人から妨害を受ける」と大臣を辞任、後任に古畑晋介が就任した。 一方、公正取引委員会や金融界は、独占企業を作るおそれがあると、法案には徹底的に反対。 その事態を解消するため、鮎川光太郎は、古畑に公取委と金融界との調整役を頼むよう風越に進言し、風越もそれに従う。古畑の調整はうまくいき、法案は昭和38年(1963年)春の通常国会に提出…。成立に向けて大きな一歩を踏み出したが…。
*内容は一部変更になる場合がございます。ご了承ください
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