あらすじ
第6話
(8/9放送予定分)

昭和36年(1961年)、企業局長に昇進した風越信吾は、来るべき貿易自由化の防波堤とするため、国内産業保護法案の作成に奔走していた。 そんな中、東京経済新聞の西丸賢治が公害問題を取り上げる。風越は「日本をここまで豊かにした産業が、まるで悪者だ」と西丸に不満をぶつける。また、同じ国内産業保護派の鮎川光太郎は「公害対策には金がかかる」と、庭野貴久は「今は企業が強くならなければならない非常時」と公害問題の深刻さを理解できない。一方、同じ記事を見ていた玉木ら国際通商派は「アメリカと違って日本は狭い。対策を急がないと日本は公害大国になる」と問題を深刻に捉えていた。 しかし、風越は実際に工場排水で汚染された川を視察した山本真から公害問題の実態を聞かされ、自らの認識が誤っていたことに気がつく。風越は公害対策を最優先させるため、「これまで公害問題を一番真剣に考えてきた」として、玉木を公害対策委員長に推薦する。

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