あらすじ
第2話
(7/12放送予定分)

東京タワー完成を2年あとに控えた昭和31年秋(1956年)、後に冷蔵庫、洗濯機と並んで三種の神器と呼ばれるテレビだが、当時はまだ、普通の家庭では買えないぜいたく品であった。 テレビを普及させるためには、テレビの低価格化が必須だと考える官房秘書課長の風越信吾は重工業局長の丸尾要に、家電メーカーの過当競争による共倒れを防ごうと、参入業者を制限する案を提案し、了承される。 しかし、参入を制限された大沢無線は反発。 一方、大沢無線に融資していた帝都銀行も反発、元大蔵次官で帝都銀行頭取の山岡一郎は、テレビにかけられている30%という高率の物品税引き下げを餌に、風越に大沢無線の参入許可を迫るが、風越は拒否、すると翌朝、新聞には「大蔵省、通産省のテレビ行政を批判」との記事が載り、風越は窮地に追い込まれる。 さらに風越は、外国製テレビを輸入禁止にした件で、政界の実力者、民自党の池内信人幹事長から呼び出しを受け…。

*内容は一部変更になる場合がございます。ご了承ください
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