火曜ドラマ『重版出来!』
あらすじ

第5話
(5/10放送予定分)

東江は、安井とペアを組んだものの、原稿チェックもあっけなく終わり、うまくコミュニケーションがとれずにいた。一方、東江に“失恋"してしまった心は、一向に絵が上達せず“ド下手伯"というあだ名までついてしまった中田を懸命に指導し、新人賞に応募する原稿を進めていた。さらに、五百旗頭が発掘した大塚シュートの「KICKS」単行本発売が決まり、その手伝いをする事になった心。新人作家の可能性に傷をつけぬよう、確実に売らないといけない初めての単行本が、人気デザイナー野呂の手で魔法にかけられていく様子を目にする。

最近、何者かの視線を感じると言う五百旗頭。バイブス編集部内では、ストーカー疑惑が浮上するも、なんとその視線の正体は心だった。誰も見ていないところまでいい人すぎる五百旗頭に驚く心だが、日ごろから善い行いをするのには理由があった。社長である久慈勝の真似をしているのだという。社長であるにも関わらず、酒もタバコもギャンブルもせず必要最低限の質素な生活を送っている久慈。すべては“運をためる"ためであった。

炭鉱の町の貧しい家庭に生まれた久慈は、高校に行けず、将来の夢も抱くことができなかった。いつからか久慈は、博打や強盗に手を染める。そんなある日、青年時代の久慈は、金欲しさに一人の爺に襲いかかろうとする。しかし、この不思議な爺との出会いが、その後の久慈の運命を実に奇妙に変えることになった…。

「KICKS」単行本の完成、そして中田の新人賞応募原稿もようやくまとまり、新しいものが次々と生み出されていく中、心は久慈が毎年必ず足を運ぶという行事に小泉と共に同行することに。
久慈に連れられ、ある光景を目にする2人…。
これからの会社を支えていく若者たちに、社長である久慈が伝えたかったこととは…?


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