正面スクリーンにメンバーひとりひとりの映像が映し出される演出から、川西幸一のカウントで始まった1曲目は“ライジングボール”。2011年に発売されたアルバム「Z」の中でもとりわけ壮大でメロディアスなこの曲で、海賊を模した衣装の5人が現れた。
16時という開演時間に、「早いっすよね…リハーサル的な」と話す奥田民生。「まあ、早い方が遠くの人も来られるってことなんですけど」と呟いて観客の歓声を浴びると、続く“手島いさむ物語”では予想だにしなかった演出が。ツアー初日から行われてきたこの「演出」、アリーナツアーからはEBIも加わり、もはや一大スペクタクルと化している。全員がひとつのパートにおさまらないところもユニコーンの魅力。手島いさむのボーカル、川西・EBIのラップ、阿部義晴のボーカル&ギター、民生のドラム&キーボードなど、まさに何でもあり。メンバー全員がステージを忙しく駆け回り、すばらしい完成度でライブをまとめ上げていく。
「またやったら、来てください!」という、いかにも民生らしい大ざっぱなMCの後には、さすがの貫禄を感じさせる名曲“晴天ナリ”。「また観たい!」と思わせる極上のエンタテインメントをご覧あれ!