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没後20年 藤沢周平原作時代劇特集(2017年7月)

藤沢周平の生誕90周年であり、没後20年でもある2017年。江戸時代を主な舞台とし、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説を多く残している藤沢周平。
TBSチャンネル2では、石井ふく子がプロデューサーを務めた藤沢周平原作のドラマ「日曜劇場」を集中放送!
「橋ものがたり」に収められている短編を砂田量爾の脚色でドラマ化した『小ぬか雨』(1980年)は、吉永小百合・三浦友和が共演した切なく激しい恋物語。
同じく砂田量爾がきめ細かく脚色した『思い違い』(1981年)は、橋にまつわる人の運命をしっとりとした情の流れの中に描く恋物語。竹脇無我・長山藍子の主演。
田井洋子が脚色した『赤い夕日』(1985年)は、娘の幸せを願う父とその父を思う娘の気持ちが交差する珠玉の作品。池内淳子演じる主人公・おもんの少女時代を和由布子が演じて話題に。
そして、あるきっかけから夫婦となった2人の純粋な感情を描く『ちきしょう』(1986年)。貧しいために病気の子供を死なせてしまった幸薄いヒロインを大原麗子が熱演。世間から疎外され、はみ出してしまった男と女の恋が、人情と淡いペーソスに彩られて展開していく。鴨下信一演出。
厳しい状況であっても懸命に生きる市井の人々の姿を丹念に追う。藤沢周平の世界をご堪能ください。

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