
脚本 | :高橋ナツコ |
絵コンテ | :伊藤真朱 |
演出 | :伊藤真朱 |
作画監督 | :ふかざわまなぶ |
休日に釣りに出かけたキュウとキンタは、行きの電車の中で絵本作家の水無月香と同席になった。小さいころ水無月の絵本が大好きだったキュウは、思わぬ出会いにおおはしゃぎする。打ち解けた雰囲気で電車の旅を続ける三人だったが、水無月にはこの電車に乗ったもう一つの目的があった。
水無月は元恋人で編集者の多賀の殺害計画を立てていた。そのアリバイ工作の為にこの電車に乗ったのだ。水無月は、携帯でうち合わせをする振りをして席を立つと、途中駅で下車する。
そのまま用意してあった車に乗り、多賀との待ち合わせ場所に向かった。タイムリミットは一時間。キュウたちをアリバイの証人に仕立て上げる為にはその時間内に多賀を殺して電車まで戻らなければいけない。
さまざまな計算外のトラブルにあいながらなんとか目的を果たした水無月は、ぎりぎりで電車に戻った。
しかし水無月の不自然な様子に不信感を抱くキュウ。そこにDDSから多賀殺害の情報がもたらされる。
疑惑を受けながらごまかし続ける水無月と、なんとか証拠をつかもうとするキュウたちの必死の攻防が始まった。
   
  
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