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脚本:広真紀 絵コンテ:木宮茂
演出:橋本敏一 作画監督:松本朋之

 降霊会という特殊な状況の中で起きた事件、しかも暗闇の中での、どう考えても不可能な犯行に、「悪魔の仕業だ」とおびえる薫の叔父。だが薫はそんな叔父に対し、「お母さんはたとえ幽霊になっても人を殺したりしない!」と強く言うのだった。
 そんな薫の気持ちに答えるように、キュウは、犯行時の現場の状況から、これが悪霊などによるものではなく、綿密に計算された人為的な犯行であると主張。自分の推理したことをみんなの前で話そうとするが、一瞬、躊躇してしまう。
 なぜなら、キュウの推理が正しければ、それはあまりにショッキングで悲しすぎる事実を関係者の前でさらけ出すことになるからだ。
 だが、事件がすでに起きてしまっている以上、それを見て見ぬフリすることはできない。決意したキュウは、勇気を振り絞って事件の真相を解き明かしてゆく。
 そしてついに、薫の母・花代の残した遺書が見つかった。









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