
脚本 | :高橋ナツコ |
絵コンテ | :佐藤真二 |
演出 | :佐藤真朱 |
作画監督 | :窪 詔之 |
ある日Qクラスのメンバーは、団の助手『片桐紫乃(かたぎり しの)』に連れられ、彼女の学生時代の同級生で、若手の天才写実画家『東条真澄』のアトリエを訪れることになる。
そこでキュウたちは、昔、東条がひき逃げにあい、利き手が不自由になったことを知る。和やかな雰囲気の中、作りかけのジグソーパズルに興味を持つキュウ。だが不注意でパズルを崩してしまう。宇宙をモチーフにした難しそうなパズルであるにもかかわらず、いとも簡単に元に戻してしまうメグ。そんなメグを東条が驚きの目で見つめていた。
本物と見まごうばかりの精巧な、そして美しい絵を描く東条もまた、メグと同じ瞬間記憶能力者だったのだ。
その後、東条と一緒にホテルのレストランで食事をとっていた一同は、途中で用事を思い出し、席を立った東条の帰りが遅いことに不審を抱く。心配になり、様子を見に行く紫乃とメグ。ふたりはそこで、変わり果てた東条を発見する。
そして、死体のポケットにはダイイングメッセージとして、数片のジグソーパズルが残されていた。
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