『チカラをひとつに。TEAM AS ONE』
昨年３月29日に大阪・長居スタジアムにて行われた復興支援マッチに続き、
このＪリーグの掲げる復興支援スローガンに賛同する多くの選手たちが被災地である
カシマスタジアムに集結。
出場選手たちは、総得票数 10,345,225票を集めたサポーター投票とJリーグ推薦により決定。
「JリーグTEAM AS ONE」には小笠原（鹿島）、関口（仙台）、今野（Ｇ大阪）を始めとした鹿島アントラーズ、ベガルタ仙台、東北出身の選手、海外招待選手からの選抜メンバー。
対戦するのは遠藤（Ｇ大阪）、闘莉王（名古屋）、中村俊（横浜）などが選ばれた「Jリーグ選抜」。
現在選出されている選手たち以外にも「TEAM AS ONE」の想いに賛同する日本代表海外組や世界クラスのビッグネームの出場が調整されている。
そして、海外から元イタリア代表、デルピエロの出場決定！長年にわたりイタリア代表をとしてプレーし、イタリアのみならず世界中の人々を魅了し続けたスーパースター。日本には特別な想いを持っており、東日本大震災直後には慈善プロジェクト「Ale 10friendsforJapan」を立ち上げるなど、ピッチ外においても貢献している。
デルピエロは東北出身選手で構成する「JリーグTEAM AS ONE」の一員としてプレー予定。
アレッサンドロ・デルピエロ（イタリア） TEAM AS ONE
「一年半前、“Ale10friendsforJapan”プロジェクトは東日本大震災の影響で被害にあった人々を支援するため、基金を納める事で幕を閉じ、『またね』といって別れましたね。 そして今回、まさに日本で、その時が来ました。
しばらく訪れていなかった日本に帰ることができて、本当に幸せに思っています。
僕のサッカー人生の中で、沢山の愛情を示してくれ、また称賛してくれたファンの皆さんに会うのが、すごく楽しみです。そして、Ｊリーグをはじめとする関係者の皆さんのご招待に心から感謝します。
震災で被害にあった人々、また市町村への復興支援の為に今回この試合に参加出来る事を幸せに思っています。 それではスタジアムで会おうね！ アレッサンドロ」
小笠原 満男（鹿島アントラーズ） TEAM AS ONE
「昨年3月の大震災から約1年４ヵ月経ちますが、東北や茨城の被災地では復旧段階からやっと復興へのスタートラインに立った場所が多く、道のりはまだまだ遠いのが現状です。
直接的にも間接的にも、今もなお震災の影響を受けている被災者の方々がいることを決して忘れてはいけないし、被災地は継続的なサポートを必要としています。
スペシャルマッチを通じて、そういったメッセージを発信していければと考えているので、ピッチでは『東北人魂』を胸に全力でプレーしたいと思います。」
今野 泰幸（ガンバ大阪） TEAM AS ONE
「東北出身の選手として、このスペシャルマッチに出場できることを嬉しく思います。自分の気持ちをサッカーで、プレーで表現したいと思います。この試合を通じて日本中がこの大震災のこと、復興支援のことを改めて考えるひとつのきっかけになればと思っています。」
遠藤 保仁（ガンバ大阪） Jリーグ選抜
「たくさんのサポーターの皆さんに選んで頂き、とても光栄ですし、出場できることを嬉しく思います。
サッカーから生まれる笑顔、そして楽しさが少しでも東北の皆さんの活力になれば
と思いますし、そうなることを願ってプレーしたいと思います。」
中山 雅史（札幌）Jリーグ選抜
「今現在、復帰に向けてトレーニングに励んでいる状態にも関わらず、多くの皆様から投票いただき感謝しています。
そんな自分ですが、出場することにより少しでも何らかの力に
なれるよう、今の自分の精一杯をグラウンドで表現したいと思います。本当に復興したと呼べる日まで、みんなで力を合わせて、一人ひとりがやれることをやり続けていきましょう！」