
(終わって数日経ちますが、まだ少しの間五輪ネタにお付き合いください)
数年前、宇多田ヒカルの曲を初めて聴いた時、思わず「はあー日本にこんなお嬢さんが現れる日が来るなんて…」と大袈裟なくらいに感動してしまったものですが、今回まるでそんな感じだったのが陸上のトラック競技でした。
最初はぼーっと観ていた4×400mリレーで、ゴール直前、他でもない日本の選手がぐぐっと伸びて数人抜いて2位でのゴールにまずびっくり!
そして次の瞬間、予選だというのに喜びのあまり飛び出したりアンカーに抱きついたりする3人のランナーを見て、あっなるほど本当に凄いことなんだと納得。
でもってそのタイムを翌日の決勝でさらに伸ばし、あと一歩(文字通り鼻の差!)でメダルに届かなかった4位という結果がくやしくも誇らしかったりする、ああそんな陸上の最終日…。
思えば柔道や水泳や体操ですと、どれだけメダルが増えても頭の隅に「戻るべきところに戻ってきた」感があるではないですか。でも陸上・短距離はまさに「未踏の地に届いた!」という感じです。
ただこの「未踏感」、なんだか以前にもあったような気が…と思ったら、それは他でもないバルセロナ五輪400mの高野進さんでした。「こんな競技で日本人が決勝レースを走れるんだ!」とびっくりしたあの方は今…言うまでもなくこの日本代表でコーチをお務めなわけです。
そうかぁ、イベントの時だけでいいかげんに観ていると「隔世の感」とか思ってしまうけど、現場の人たちにしてみたら、あくまで一歩一歩登っていった結果なんですよね…と気付いてさらに敬服。