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おはなし

#19



#19 『ふたりだけの思い出』


TBS2002年2月19日(火)26:30〜放送
BS-i2002年3月23日(土)7:30〜放送
2002年3月30日(土)7:00〜放送


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ミューレンブルグ祭も終わり、その翌日――

「見て見て、サガ〜! 魔法の花が咲こうとしてる〜!!」

その言葉通り、朝陽の中、トイピアノの魔法の花には、つぼみが光り輝いていました。
しかしシュガーは、こうなるのが判っていたのだと言うのでした。

「だって! 昨日あんなに楽しかったんだもん!」

そして、その喜ぶシュガーの姿を眺める長老の影が、窓の外にはあるのでした――。

さて、この日は、生徒みんなで町の片づけをする事になっていました。

「それではみんな、夕方の鐘が鳴る頃、もう一度この広場に集まって下さいね!」

ハンナ先生のかけ声で片づけ作業が始まります。
テキパキと作業を始めるサガ、アンヌ、ノーマ、そして、シュガー。
しかし、途中、リアカーでガラクタを運ぶフィルに出会い、サガ達はフィルの研究所までガラクタを運ぶ手伝いをする事になってしまいます。
と、運んだ先の研究所のガラクタの山の中に、サガはあるものを見つけました。

「シュガー、ほらこれ。覚えてない?」

それは、シュガーがカラスのジョーと一緒に閉じこめられた鳥カゴでした。
他にも、フィルのガラクタの山の中には、亀のランスロットを助けたロケットやオーロラマシンが......。

そして、掃除を続けていくと、劇場のショウウィンドウには、ビンセント達の劇団のポスターが貼ってあるのを見かけ、大道具を運んだ先は、シュガーが家出をして転がり込んだバジルとシナモンの倉庫なのでした。

シュガーとの様々な思い出の場所が、ミューレンブルグの街のそこかしこにはあり、お掃除は、いつしか二人の思い出の場所を巡ることとなっていくのでした……。



脚本: 堀井明子
絵コンテ: 鈴木利正
演出: 湖山禎崇
作画監督:松田寛


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