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おはなし

#10



#10 『バックステージハプニング』


TBS2001年12月4(火)放送
BS-i2002年1月26日(土)7:30〜放送
2002年2月2日(土)7:00〜放送


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お芝居でピアノを弾くクマを演じていた人物が、よりによって自分のコーヒーを窮屈呼ばわりした青年――ヴィンセントだったことに驚くサガ。その事が気になって、夢にまで見てしまう始末......。

そんな時、そのハモンド劇団からリトル・ミイにコーヒーの注文が舞い込みます。サガは勇んで舞台裏まで出前に出かけるのでした。

「今日はちょっとブレンドを変えてみたんですけど、どうですか?」

そうヴィンセントにコーヒーを差し出すサガでしたが、当のヴィンセントは、サガのコーヒーをそう評したことなど、忘れてしまっていて苦笑い......。

そのヴィンセントが、突然にサガの母の名前を口にします。
仲間からのリクエストに、「イングリット・ベルイマン風に――」と言って、お芝居の時とはうって変わった、静かなピアノの音色をかなでたのです。

サガは、驚くと同時に、その演奏に聞き入ってしまうのでした。

演奏後、

「僕の好きなピアニストの一人なんだ。この街の出身でね......君、知ってる?」

そうサガに問いかけるヴィンセント。
それに対し、

「ええ、まぁ……。私にとっては“理想の人”だから......。」

そう答えるサガなのでした。

一方シュガー達は、観に行ったお芝居というものが良く判らず、頭を抱えていました。
――何故、死んだクマは生き返るのか? お日様は照ってくるし、雪まで降ってくるのか……?
サガも長老様も答えてくれないので、

「かくなる上は!」

「自分たちで調べて謎を解く、これしかありませんわ!」

そう言って、劇場に潜入して行く3人。
今日の公演は、どうやらただでは済みそうにありません......。



脚本: 大久保智康
絵コンテ: 玉野陽美
演出: 長尾粛
作画監督: 古田誠


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