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おはなし

#09



#09 『クマのピアニスト』


TBS2001年11月27(火)放送
BS-i2002年1月19日(土)7:30〜放送
2002年1月26日(土)7:00〜放送


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「皆さま、おはようございます。子どもたちに夢を与え街から街へ。ハモンド劇団、ハモンド劇団でございます!」

そう、朝から拡声器の声が響きます。
久しぶりにミューレンブルグの町に、劇団が従業にやってきたのです。
明日から『クマのピアニスト』というタイトルの公演を始めるらしく、その宣伝に町中をトラックが走り回っていました。

当然、その日の学校では、その話で持ちきりで

「おもしろそうだから行ってみようか。」

そう言ってサガは計画を練り始めるのでした。

一方、演劇がなんだかわかっていないシュガーたちは、劇場を覗きに行くのですが――なんとそこでクマがピアノを弾いている姿を目撃したのです!

吠えかかるクマに驚き、一目散に逃げ去るシュガーたち!!

......実はそのクマは着グルミなのですが、シュガーたちには区別がつかなかったのです。

その日の午後、リトル・ミィで店番をしているサガの元に1人の青年がお客として訪れました。
妙にノホホンとした青年で、周りを眺めてばかりいて、なかなか注文を決めず、結局ブレンドコーヒーを注文し、サガが煎れたそのコーヒーをおいしそうに味わうのですが、

「お味はいかがですか?」

というサガの問いには

「悪くないよ。でも......なんだか窮屈な味だな......。」

と答えるのです。

その言葉に、サガはちょっとムッとしてまったものの、意味が良くわかりません。そしてその言葉が妙に気にかかるのでした。

そして翌日――
連れ立って観にいったみんなの目の前で、いよいよ『クマのピアニスト』の公演が始まるのでした。



脚本: 水上清資
絵コンテ: 木村真一郎
演出: 平池芳正
作画監督: 中山由美


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