相変わらず"きらめき"を探して飛び回っているシュガー、ソルト、ペッパーの3人でしたが、いくら探しても"きらめき"は見つかりません。

そこで3人は、先輩の季節使いであるジンジャーに"きらめき"が何か教えてもらおうとするのですが、

「そんなものは自分で探しなさいよ。」

にべもない返事をもらってしまうのでした……。
それでも3人は

「そんな冷たいこと言わないでさ〜。」

「お願いします〜。」

「"きらめき"が何か教えてよ〜。」

「ねぇ、ジンジャーさぁん、ねぇねぇ。教えて、ジャンジャーさ〜ん。ねぇ〜。」

としつこく食い下がります。あまりにしつこいので

「しつこいわねっ!!」

逆にジンジャーを怒らせてしまうのでした。

……ピカッ!! ゴロゴロゴロ……

そこにタイミングよく落ちるカミナリ。
と、それはただのカミナリではありませんでした。シュガーたちの目の前で、カミナリの光は集まって人の形になっていきます。そしてそれは、髭モジャの老人の姿をした季節使いになるのでした。

「長老さま〜!!」

なんとそれは季節使いの長老さま、その人だったのです。

喜ぶ3人は、これ幸いと"きらめき"は何か、長老さまに質問するのですが――

「バカモン!"きらめき"は自分の力で探してこそ、価値のあるもの!!それなくしては"魔法の花"は咲かんし、一人前の季節使いにはなれんぞ!
わかったらとっとと探しに行くのじゃ!!」

そう長老さまに一喝されて、3人は逃げ出してしまうのでした。

ところで長老さまが何のために人間界にやってきたのかというと――

なんと、ジンジャーへ告白するためにわざわざやって来たというのです!!

しかしジンジャー本人を目の前にすると、照れてしまって何もいえなくなる長老さま……。妙なところでシャイなのでした……。

さてさて、どうなることやら……?