大久保智康のシュガーマル用語集
 

* 第一回 *



・用語集【ようごしゅう】

普通こうしたウェブサイトで「用語集」と言えば、『ちっちゃな雪使いシュガー』の世界観をよりよく知るためのものだよなあ、と思うのが人情というもの。が、ここではそうはいきません! マジな用語集を期待された方、残念でした! ココを呼んでも作品の理解には何の足しにもなりません! はっきり言って時間のムダです! でもヒマつぶしにはちょっといーかも!! 

大体そもそもこのコーナーは、『シュガー』製作うらばなし(仮)になるはずの場所だったのです! しかし私はただの脚本屋、うらばなしなんて知りません。そこで製作裏面史に最も精通しているはずの、制作部の加藤さんに取材をかけてみると、「えー、そんなー、ホントのうらばなしなんてヤバ過ぎてハナせないっすよー、えっへっへ」とか言われるし、側にいたTBSの源生さんは「面白おかしく書いてね。ウソでもでっち上げでも誰かの悪口でもいーから」等とのたまわれます。そんな事して、訴訟沙汰にでもなったらどーします! 「そん時ゃ君が被告ね」ええ〜っ!? そんな責任負えません! 私ゃ自分の身が大事!

マジ話するにはネタがなく、でっち上げ話をするわけにもいかず。とゆーわけでこのコーナーは、『シュガー』という作品にまつわる諸々の用語集、ということになりました。作品内用語、制作中に使用された用語、スタッフ人名etcからお題を選べば、書ける事も増えるだろーと。うらばなし的な事も含めて、ね。あ、それとチョイスの基準は、その時の気分です。だから普通の「用語集」のように、あいうえお順で用語が並ぶ、ということにもなりません! あしからず!!



・シュガー【しゅがー】

本作品の主人公。ちっちゃな見習雪使い。今はかわいい声だけど、大人になるとウ○ナの声になる。多分。木村監督から"8ビットののーみそ"と呼ばれている。

ところで話は変わりますが、私が初めてこの企画に加わらせていただいた時、キャラの名前が"シュガー""ジンジャー""グレタ"だと聞いて、瞬間的に"シュガー"という名の女囚が脱走する『性獣女徒刑囚』('72)やら"Ginger"という原題を持つ『女猫の舌』('76)やらその名もずばり『女体拷問人グレタ』('77)やらの懐かしのエクスプロテーション映画のタイトルを思い出し、ああこの企画もその手のヤツ? とか思ってたら全然違いました! ネーミングの由来は香辛料です! 何で"その手"とか思うかな、オレ! でも地上波の放送時間は"その手"っぽいぞ!!

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(C)蒼はるか/シュガー製作委員会