日本には島国という地理的条件から、独自の進化をしてきた日本固有の動植物がたくさんいます。しかし近年、産業構造の変革や外来種の移入など、目まぐるしい環境の変化によって日本固有の種が危機に追いやられています。失われつつある日本の希少動植物の保存を目的として全国から様々な情報を収集し、発信していきます。
contents

第6回
耳の短い不思議なウサギ
耳の短い不思議なウサギ
アマミノクロウサギの特徴
なぜ奄美大島と徳之島に棲んでいるのか
ハブがいたからクロウサギが残った?!
タイムカプセルの島
アマミノクロウサギの一日
アマミノクロウサギの発見と保護の歴史
タイムカプセルの未来
取材協力者・参考文献

バックナンバー

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東京湾のトビハゼ
西表島のヤマネコ物語



■取材協力者

●山田 文雄
森林総合研究所鳥獣生態研究室室長
1953年滋賀県生まれ。
農学博士。
日本で唯一のアマミノクロウサギ研究者。専門は哺乳類学で主にノウサギの生態を研究。現在,アマミノクロウサギの保全生物学的研究やマングースなど外来種研究に取組まれている。IUCNウサギ研究グループ専門委員などとして海外の専門家との交流を図っている。まだまだ未知の生態や進化をもつアマミノクロウサギなど貴重な動物を育んだ島の生態系保護は急務であり、この経験が熱帯途上国の生物多様性保全モデルとして今後役立つと考えての活動だ。主な著書論文は「レッド・データ・アニマルズ」講談社(分担),「農山漁村と生物多様性」家の光協会(分担),「アマミノクロウサギの現状と問題(英文)」など。

●服部 正策
東大医科学研究所奄美病害動物研究施設助教授


●是枝 哲郎・鹿児島県名瀬保健所課長
●阿部 愼太郎・奄美野生生物保護センター
●浜田 太・写真家

■参考文献:
*鈴木 博[すずき ひろし]著『クロウサギの棲む島』、新宿書房、1985年
*服部正策・伊藤一幸著『マングースとハルジオン』岩波書店、2000年
*加藤 辰巳[かとう たつみ]・太田 英利[おおた ひでとし]著 『日本の絶滅危惧生物』、保育社、1993年
*川道 武男[かわみち たけお]著『ウサギがはねてきた道』、紀伊國屋書店、1994年
*阿部 永[あべ ひさし]監修、石井 信夫[いしい のぶお]・金子 之史[かねこゆきふみ]・前田 喜四雄[まえだ きしお]・三浦 慎悟[みうら しんご]・米田 政明[よねだ まさあき]著、財団法人自然環境研究センター編『日本の哺乳類』、
東海大学出版会、1994年
*日高 敏隆[ひだか としたか]監修『日本動物大百科』シリーズ、平凡社、1996年〜1998年
*浜田 太[はまだ ふとし]著『時を超えて生きるアマミノクロウサギ』、小学館、1999年

絶滅の危機にある動植物たち生物図鑑
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