TBS「2010 世界バレー」

全ては、この日のために―

<男子イタリア大会>9月25日(土)
<女子日本大会>10月29日(金)






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試合結果

試合詳細

11月14日(日) 日本 VS アメリカ戦

日本jpn 3 { 18-25
25-23
21-25
25-19
15-8
} 2 usaアメリカ
戦評

メダルへ。
ついに迎えた最終日、日本は3位決定戦でアメリカと対戦した。

第1セットはアメリカのペース。
最近の対戦では7連敗中と、日本にとっては分の悪い相手には違いない。
中盤からはラーソンのスパイクや、フッカーのブロックで一気に点差が開くと、さらに追いすがる日本をトムの強打や、滞空力のあるフッカーの攻撃で攻め立てセットを奪った。

日本は立て直したい第2セットだが、立ち上がりからミスが続く。
8−11とアメリカリードの場面で、江畑に代えて石田がコートに入った。
その石田のバックアタックやレシーブが成功し、木村の活躍もあって日本は逆転を果たすと、アメリカの追撃をかわしつつ山口、石田、そして木村が得点を重ねて、このセットを取り返した。

流れに乗りたい日本。
迎えた第3セットは一進一退の展開となる。
中盤の競り合いを抜け出したのはアメリカだった。
2セット目途中からアキンラデウォに代わったセンター、主将のタマスが力強いスパイクを決め、粘る日本をフッカーが高さでねじ伏せた。
セットカウント2−1とアメリカが銅メダルへ王手。

しかし4セット目は再び日本がペースをつかんだ。
井上に代わって入った荒木が気を吐き、速攻、サーブで得点。
アメリカは二枚替えなどで流れをつかもうとするが、佐野のレシーブ、竹下のトス、そして技を見せる木村のスパイクが決まり23−14。
ここからアメリカもトムの奮闘で5連続得点と、執念の追い上げを見せるが、最後はミスが出て日本がセットをものにした。

全ては、この日のためにー。
運命の最終セット、日本のエース木村が打つ、決める。
アメリカのエース、フッカーは逆にスパイクミス。
石田や山本もつながれたボールを懸命に打ち込んで、栄光のメダルへと一歩ずつ近づいていく。
拾い続ける日本がラリーを制し、14−8!
ついに最後の瞬間が訪れた。
佐野が上げた二段トスから木村が放った一撃は、相手ブロッカーの手を弾いて木村の左後方へと消えた。
32年ぶりのメダル獲得の瞬間だった。


続く決勝戦ではフルセットの末、ロシアがブラジルを破り、大会2連覇を達成。
2010世界バレーは数多くの名勝負を残して閉幕した。

インタビュー
眞鍋監督
「17日間で11試合というハードスケジュールで、日本開催ということもあり選手、スタッフ共にプレッシャーもありましたが、3位に入ることができたので本当にうれしく思います」
竹下佳江
「取られたセットもありましたが、チームとして“負けたくない”絶対に1点取るんだ”という気持が結果につながったと思います」
木村沙織
「負けても勝っても、最後のメダルのチャンスでした。みんなで強い気持を持って戦うことができました。チームとして、メダルを取るという目標をしっかり達成できてよかったです」
石田瑞穂
「ずっとベンチ外でサポートをしてきました。最後にチャンスをもらい、みんなで勝つことができてうれしく思っています」
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