人生最高レストラン

毎週土曜 よる11時30分

放送内容

2018.12.15

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ゲスト 立川志らくさん

常連客 足立梨花さん

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    立川志らく「珠玉の立ち食いグルメ」

    今や最もチケットの取れない落語家と言われ、その歯に衣着せぬ物言いでテレビのコメンテーターとしても大人気!天才落語家・立川談志の“後継者”と呼ばれる、立川志らくさん。下積み時代は、『金魚を焼いて食おうと思った』ほどの想像を絶する極貧生活で、師匠の談志さんが課す掟は“上納金・月1万円”“アルバイト禁止”“食事代無支給”など仰天するものばかり。それだけに昔から、『早く立ち食いで食べられるようになりたい』と立ち食いに憧れ、昇進した後も変わらず立ち食いを愛してきたという。そんな志らくさんが落語家人生で出会った「珠玉の“立ち食いグルメ”」を紹介。それらは、志らくさんの人生において、どんな高級料理をも凌ぐ、奥深い味わいがあるものだった。そして、“人生最高の一品”の裏には…“怪物”と呼ばれたある馬が深く関係していた。30年近く経っても変わらない美味しさだという“奇跡”と“記憶”が生んだ一品とは?

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    ■ぼっかけうどん

    神戸・新開地「こっ恥ずかしくなるアレ」

    かつては、“東の浅草、西の新開地”と言われたほど栄えた街、神戸市・新開地。しかし今は、“B面の神戸”と呼ばれ、昭和の雰囲気が残る下町。立ち飲み屋が多く、昼間からおじさんたちで賑わい、どこか怪しさのある関西でも有数なディープな街である。そんな新開地に、志らくさんが“日本一うまい”といううどんが食べられるお店がある。出合いは、神戸にある奥さんの実家に結婚の挨拶に行った時のこと。初めて会った強面の義父に『“関西で一番うまい”うどんを食わしたる』と言われ連れて行かれたのが、地下鉄・新開地駅。改札を出て駅構内を進んだ先の踊り場に、その店「たつの」はあった。店の囲いが全くなく、周囲からも丸見えという、カウンターだけの立ち食い店。そこで『通行人に見られながら食べるのは、こっ恥ずかしいなあ』と思いながら食べた「ぼっかけうどん」こそが、志らくさんの人生で一番美味しいうどんだった。「ぼっかけ」とは、牛すじとコンニャクを甘辛く煮込んたもの。神戸の長田が発祥と言われ、様々な料理に使われる関西のローカルフード。味のしみ込んだぼっかけと関西風の甘めの出汁が相性抜群で、どんな高級店よりも美味しくて、志らくさんにとっては今も『こっ恥ずかしい』思いをしてでも食べたい絶品の一杯。

    *店舗情報:
    「たつの」
    兵庫県神戸市兵庫区新開地2-3 地下1階

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    ■餃子

    東京・三ノ輪「探し求めたアレ」

    学生時代、初めてのアルバイト代で食べた街中華「菜楽」の餃子が美味しくて忘れられない志らくさん。しかし、そのお店は突如閉店。以来、その味を探し求めて…あらゆる餃子を食べまくったが、同じような美味しさに出合えなかった。ほぼ諦めかけていたある日、奥さんの運転の練習にと出掛けたところ迷子になり、行き着いた三ノ輪で偶然にも“探し求めた味”に出合ってしまったという。三ノ輪は、戦争で焼け残った古い家屋が今でも残る、まさに東京の下町。そんな下町情緒が残る商店街(※大正時代に開業)の一角に、その店はあった。テイクアウトもでき、その場で焼き立てを立ち食いできる餃子専門店「さかい食品」。ここの餃子を食べた時、志らくさんは『美味しい!あの菜楽の餃子と同じだ!』と衝撃が走ったという。具材は、キャベツ・ニラ・しょうが・ニンニク、そして隠し味の白みそ。その美味しさは、持ち帰って電子レンジでチンしたり、冷凍を買って自分で焼いたりしたら絶対ダメで、ご主人が焼いた焼き立てをその場で立ち食いで食べないと味わえないという。もし餃子を1種類だけしか食べられないという決まりがあったら…志らくさんは迷わず『さかい食品の餃子!しかも、立ち食いで!』と断言するほどの逸品。

    *店舗情報:
    「さかい食品」
    東京都荒川区南千住1-20-3

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    ■うな重

    立ち食いでは太刀打ちできない料理

    立ち食いを愛してやまない志らくさんでも、『鰻だけは、さすがに立ち食いでは太刀打ちできない』と言い切る。実は、母親が静岡県浜松市出身ということもあり、幼い頃から鰻を普通に食べていて大好物だという志らくさん。奥さんと三島市を旅行で訪れた際、三島名物の鰻を奥さんに食べさせたいと以前行ったことのあるお店を探すも見付からず、結局グルメサイトで一番評価の高かった、江戸時代から続く老舗「桜家」(1856年創業)に行った。すると、その美味しさに夫婦そろって大感動。富士山麓の伏流水で約3日間しめて臭みを抜き、約160年継ぎ足しのタレを使い、緻密な加減で焼く…その全てにこだわり抜いた老舗の「うな重」は、さすがと言うしかない一品。

    *店舗情報:
    「桜家」
    静岡県三島市広小路町13-2

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    ■肉南蛮そば

    船橋「人生最高」

    立ち食いに憧れ、立ち食いを愛してやまない立川志らくさんの“人生最高の一品”には、ある馬の存在が大きく関わっていた。その馬こそ、“怪物”と呼ばれた名馬・オグリキャップ。地方競馬から中央競馬に移籍して、エリート馬たちを次々と打ち破った伝説のサラブレッドである。1990年12月、1年を締めくくる競馬界最高峰のレース「第35回有馬記念」。その会場・中山競馬場に、競馬好きの志らくさんはいた。オグリキャップにとっての引退レース。『かつての“怪物”も、もはや“終わった馬”』。心ない競馬ファンの声が多数を占める中、志らくさんは手持ちの1万円を単勝1点でオグリキャップに賭けた。貧乏だった当時の志らくさんにとっては、今で言えば100万円の大金を注ぎ込むほどの大博打。『俺が単勝で1万円買ってやるから、勝ってみんなをギャフンと言わせてくれ!』。そんな思いと夢をのせて、迎えた運命のレース。すると…オグリキャップは奇跡のラストランを見せ、見事1着でゴール。その瞬間、志らくさんは大興奮、競馬場全体は「オグリ」コールに包まれ、歓喜に沸いた。そして、志らくさんは興奮状態のまま食べ損ねていた昼食のために、競馬場内にあるいつもの立ち食いそば店「梅屋」へ。その時、食べたそばが、まさに志らくさんの“人生最高の一品”。貧乏だったため普段は「かけそば」しか食べられなかったけど、オグリキャップが起こした奇跡のおかげでこの時ばかりは奮発して「肉南蛮そば」。単に肉をのせただけなのに、それはそれは極上の美味しさだったという。さすがに、美味しく感じたのはオグリキャップが勝ったその日だけだと思っていた志らくさん。しかしその後、競馬場で食べる度に毎回、そして30年近く経った現在でも、その美味しさは“あの時”と変わらないのだという。まさに、奇跡が生んだ“美味しさ”の記憶があるからこそ、いつまでも美味しくあり続ける“人生最高の一品”。

    *店舗情報:
    「梅屋」
    千葉県船橋市古作1丁目1-1 中山競馬場 地下1階フードコート内

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