人生最高レストラン

毎週土曜 よる11時30分

放送内容

2018.2.24

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ゲスト 美輪明宏さん

常連客 YOUさん、高橋茂雄さん

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    生きる伝説の「壮絶人生と幸せメシ」

    82歳となった今も、歌手・俳優・演出家など、あらゆる方面で才能を発揮し続けている美輪明宏さん。プライベートは謎に包まれており、どんな食生活を送っているのかと思いきや、実は意外にもコンビニが大好き。中でも、サンドウィッチは大好物だという。そんな美輪さんが、知られざる壮絶人生、そして今でも毎日思い出して忘れることができないという“人生最高の一品"について語る。

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    ■ちゃんぽん

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    ■皿うどん(太麺)

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    ■皿うどん(炒麺)

    長崎「私が目覚めたアレ」

    美輪さんは、長崎で生まれ育った。料亭を営んでいた父親が勉強のためと、幼少の頃から毎日のように食べ歩きに連れていってくれたという。そんな中で思い出深く、今も帰郷すると必ず訪れるのが、ちゃんぽん発祥の店、四海樓。「ちゃんぽん」は明治時代、四海樓の創業者・陳平順が留学生に安くてお腹いっぱい食べさせてあげようと、余った具材をたくさん入れて作ったのが始まりと言われている。鶏骨と豚骨からとったスープに、エビ・豚肉・しいたけ・野菜など具材がたっぷり入ったそれは、まさに本場のTHE長崎ちゃんぽん。一方、「皿うどん」は2種類。油で揚げてカリカリになった炒麺と、焼きそばのような太麺。食べる時に、お酢、ソース、醤油などをかけるのは自由。美輪さんは少しずつ小皿にとって、ソースをかけたり、お酢をかけたりして、自由にいろんな味を楽しめるところが好きだという。そんな“自由"な食べ方ができるのが、まさに長崎の食文化。真っ先に文明開化した長崎という地で、美輪さんは自由な価値観に触れて育った。また自宅の隣は劇場と映画館、向かいはレコード店、そして小学生の頃からピアノと声楽を習い、芸術に囲まれて少年時代を過ごした。「これまで自由に好きなように生きてきた」と語る美輪さんは、長崎という街だからこそ、生まれたのかもしれない。

    *店舗情報:「四海樓」
    長崎県長崎市松が枝町4?5

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    ■夫婦蒸し(茶碗蒸し・蒸ずしのセット)

    銀座 「スターにしてくれたアレ」

    銀座7丁目にあった日本初のシャンソン喫茶、銀巴里。当時、最先端の社交場として栄えたこの店で、“17歳の美少年"美輪さんは歌手デビューを飾った。そして、その美貌と歌声で一躍、時代の寵児に。当時、昼も夜も銀巴里のステージに立っていた美輪さんがほぼ毎日のように食事に通っていた店がある。銀座8丁目にある長崎郷土料理の店、吉宗。ここの名物が「茶碗蒸し」と穴子や錦糸卵がのった「蒸ずし」のセット「夫婦(めおと)蒸し」。大きい器に長崎県産の蒲鉾や麩など9種類の具材が入った「茶碗蒸し」は、何杯でも食べられるほどの優しい味。上京する前、長崎の本店で食べていたこともあり、懐かしい故郷の味が、毎日ステージに立つ美輪さんを支えてくれた。ちなみに美輪さんは銀巴里時代、岡本太郎、江戸川乱歩、三島由紀夫、川端康成といった教科書に載っている歴史上の偉人たちと知り合い、交流していた。

    *店舗情報:「銀座 吉宗」
    東京都中央区銀座8-9-16 長崎センタービルB1

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    ■友人の優しさが身に染みた「目玉焼き」

    初台 「私を蘇らせたアレ」

    昭和26年、国立音楽高等学校(現・国立音楽大学付属高等学校)進学で上京した美輪さん。しかし当時の日本は戦後の復興期にあり、世の中は混乱が続いていた。その影響は料亭を営んでいた美輪さんの実家にもおよび、破産。仕送りも途絶え、学費も下宿代も払えなくなった美輪さんは16歳で学校を中退。ホームレス生活を余儀なくされることになった。新宿駅で寝泊りして何も食べずに3日間…空腹の極限状態で意識が朦朧としながら向かったのが、友人である大学生の下宿先だった。しかし辿り着くと同時に美輪さんは気絶。そして丸1日半後、目を覚ました美輪さんに友人が食べさせてくれたもの。それが、美輪さんの“人生最高の一品"。友人は七輪にフライパンを乗せて、「目玉焼き」を焼いてくれたのだ。進駐軍からもらったコンビーフが添えられ、美輪さんのために貴重な卵を使って作ってくれた「目玉焼き」を泣きながら食べたという。その友人のことは今でも1日に1回は思い出すという美輪さんは、「あんなに美味しいものは、82年間生きてきて食べたことない」と語った。まさに、「食べ物は思い出や人情、時代など、様々なものが相まって、“ごちそう"になる」ことを教えてくれたエピソードである。

この後、何食べる?

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    常連客オススメ「角煮まんじゅう」
    by 高橋茂雄さん

    東京・四ツ谷にある長崎料理の店、慶応三年うどんの隠れ岩松。ここの隠れメニュー、自家製の角煮をまんじゅう生地に挟んだ「角煮まんじゅう」

    *店舗情報:「慶応三年うどんの隠れ岩松」
    東京都新宿区四谷1-10-2 長崎県東京産業支援センター1F

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