人生最高レストラン

毎週土曜 よる11時30分

放送内容

2018.1.6

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ゲスト 中井貴一さん

常連客 YOUさん、ピエール瀧さん

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    中井貴一の「人生を左右した役者メシ」

    2018年最初のゲストは、日本を代表する俳優・中井貴一さん。自ら「食べることは大好きだけど、美食家ではない」という中井さん。でも、“人生を大きく変えた”本当においしいものとの出会いがあった。俳優人生を左右した“忘れられない味”だという“人生最高の一品”とは?

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    ■ヨウティアオ(油篠)

    中国・重慶「人生最低なのに…最高においしかったアレ」

    中国映画「鳳凰わが愛」(2007年公開)の撮影で訪れた中国・重慶。その撮影は、俳優人生の中で一番過酷なものだったという。ティエンカン(天坑)という深さ約600mの縦穴洞窟を毎朝下りて夜まで撮影。そして今度は約600mを登って帰る。それはそれは、想像を絶するほど過酷な現場だった。ホテルに戻り、映画関係者の夕食風景は、養豚場の豚のように全員ががっついていたとか。食後はお風呂に入る気力もなく、そのままベッドにバタンキュー状態。そんな生活を送った1週間は、中井さんにとってまさに「人生最低」と言ってもいい過酷な日々。でも、「人間というのは極限状態に追いやられた時、本能そのままに生きる動物に近くなっていくのだ」と感じたという。そんな極限状態で食べたからこそ、本当に美味しいものとの出会いがあった。それは、「ヨウティアオ(油篠)」、中国の揚げパン。練った小麦粉を揚げただけ、外はカリッ、中はモチモチした食感で、中国では朝ご飯にお粥や豆乳につけて食べるのが一般的。中井さんはヨウティアオに蜂蜜をつけて食べた。毎朝、過酷な日々を“生きる”ために本能から欲して食べた。最高に美味しくて、多い時は7本も。この経験は、中井さんに「食事というのは、時間で食べるのではなく、お腹が空いた時に食べる。本能のままに生きるために食べるもの」だと教えてくれた。

    *店舗情報(撮影協力先):
    「天天楽」
    東京都台東区上野4-7-8 アメ横センタービル1F

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    ■牛丼(大盛り)・牛皿・おみそ汁・お新香

    大好物「吉野家の牛丼」

    中井貴一さんの普段の食生活は、ナント超庶民派。しかも大好物は、吉野家の牛丼。今でも普通に一人で行くという吉野家と高校時代に出会い、初めて食べた牛丼に感動。当時は、小遣いで「並」しか食べられなかったが、大盛りを食べるサラリーマンを横目に「いつか絶対大盛り食べてやる!」と思っていたという。そして中井さんは俳優になり、初めてもらったギャラ(出演料)を手にして、吉野家で「牛丼(大盛り)」「牛皿」「味噌汁」「お新香」というフルコースを注文。念願の夢を叶えた。

    *店舗情報:
    「吉野家」
    全国展開

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    ■いちご煮(和風食事処 松家)

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    ■うに丼(和風食事処 松家)

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    ■うに丼(芝亭)

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    ■生うに丼(芝亭)

    青森・八戸「忘れちゃったのに…忘れられないアレ」

    約35年前、映画「父と子」(1983年公開)の撮影で旅した、青森から福島までの1か月間。毎日、中井さん(当時20歳)は、父親役の俳優・小林桂樹さんにご飯に連れて行ってもらった。その中でも、青森県八戸市に滞在していた時に食べた「うに丼」と「いちご煮」が最高に美味しくて、中井さんにとっての“人生最高の一品”。35年前の美味しい舌の記憶が鮮明に残っていて、忘れられない味だという。しかし、八戸で食べたことだけは覚えているが、どこの何というお店だったかは忘れてしまった。そこで番組が中井さんの記憶を頼りに「35年前の忘れられない味」を大捜索。そして、八戸市の種差海岸にある2店まで絞り込み、最後は中井さん自身に判断してもらうことに。

    和風食事処 松家
    こちらでは、女将が先代女将(母親)から「昔、中井貴一さんが店に来たことがある」と聞いていたという有力情報が。しかし、中井さんの記憶では、海岸沿いにポツンあったお店。少し様子が違った。ただ、だんだん記憶が蘇ってきた中井さんは「数日間滞在していたので、おそらく最初に別のお店で食べて美味しかったので、次にこのお店にも行ったのだと思う」と語った。

    ■いちご煮
    うにを使ったお吸い物「いちご煮」。お椀の中でうにがフワッと広がり、いちごの様に開くことから「いちご煮」という名が付いたと言われている。口の中でホロホロとほどけるのが、たまらなく美味しい。
    ■うに丼
    八戸の「うに丼」は、卵とじにしたものが主流。夏季には「生うに丼」メニューもある。

    *店舗情報:
    「和風食事処 松家」
    青森県八戸市鮫町棚久保14

    芝亭
    種差海岸がすぐ目の前にあるロケーションなどが、中井さんの記憶に合致。撮影していた海岸側からすぐそこにお店が見えていたことから、中井さんはここが最初に訪れたお店だと確信した。

    ■うに丼
    松家と同じく、卵とじにした「うに丼」。
    ■生うに丼
    ご飯が見えないほどまで、新鮮なうにが敷き詰められた贅沢な一品。混ぜて食べるうちに、まるで“上等な卵かけご飯”のような味わいになってくる。夏季限定メニュー。

    *店舗情報:
    「芝亭」
    青森県八戸市鮫町棚久保14–83

    「今でも大事にしている…大先輩からの言葉」
    映画の撮影期間中、「うに丼」をはじめ毎日ご飯を一緒に食べさせてもらった小林桂樹さんから「将来どうするんだ?」とずっと聞かれていたという中井さん。このまま俳優の道に進むか…就職するか…まだ悩んでいた中井さんに対して、小林さんは「二枚目じゃないお前には俳優は無理だと思う。就職先を紹介してやる」と言われ続けたという。そして撮影最終日、中井さんは俳優の道は諦めて就職先を紹介してもらうつもりでいたところ…小林さんから思いもよらぬ言葉が。「俺はお前に俳優として続けてもらいたい」と。その真意は、「これからの時代、アウトローが主役を務めることになるが、正統派の俳優がいないと作品は成立しない。サラリーマンのような一般人の役を務められる役者がいないといけない。お前はその正統派になれる。だから、お前に俳優をやってもらいたい。王道を歩みなさい。」小林さんと一緒に食べた「うに丼」から始まった1ヵ月がなければ、名優・中井貴一は生まれなかったかもしれない。

この後、何食べる?

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    ■カレーうどん

    中井貴一さんがどうしても食べたい…もう一品「カレーうどん」

    今回は特別に、ゲスト中井貴一さんが“どうしても食べたい”という…もう一品。それは、六本木のグランドハイアット東京にある日本料理 旬房でいただける「カレーうどん」。カツオと昆布の出汁に、うるめイワシの旨味を利かせ、生クリームとバターでコクを加えた絶品の一品。クリーミーでまろやかなスープでありながら、辛さが後からジワジワくる味で、中井さんは海外に行く前には必ず食べるという。

    *店舗情報:
    グランドハイアット東京「日本料理 旬房」
    東京都港区六本木6-10-3 六本木ヒルズ グランド ハイアット 東京 6F

過去の放送内容

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