真人の実家がある地域の警察署の婦人警官。一人っ子で、両親に大事に育てられた。正義感が強くて根が真面目。
近所に住んでいた偏屈だが優樹のことを理解してくれている元刑事の祖父が大好きで、その祖父の影響で警察官になった。当初は希望の刑事課に配属され、警察の花形だと仕事に胸を膨らませていたが、現実は雑用と失敗の日々ばかり。
そんな中、合コン相手の真人と警察署内で再会。最初は顔を合わせれば喧嘩ばかりしている二人だったが、いつの間にか協力し合って、訳ありの葬儀を見事に手がけることになる。
弱みをみせたがらず、飄々としている真人に対し、ズバッと本音でぶつかる貴重な存在。真人にはうっとおしがられるものの、やがて、真人に心が動いてゆく…。