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スペシャルコンテンツ「日本全国うちの学校自慢」

投稿 No.24 web ネーム:ろくブル さん

私は高校を卒業してしばらく経ちますが、高校時代はRookiesと同じ高校野球という舞台で青春を過ごしていました。
今でも野球部は上下関係が厳しい縦社会だと思いますが、当時私の高校でもいろいろと変わった規則がいくつかありました。チョットその縦社会とは違うかもしれませんが「すごいコトするな…」と思ったものに、『ゼーラン』と呼ばれるものがありました。
ウチの野球部にはサッカー好きが多く、練習が終わった午後7時過ぎ頃から残った部員で5対5ぐらいのサッカーを始める事がよくありました。その日も先輩たちが数人でサッカーをし始め、私たち一年生は私一人しか残っていなく思った通り私も呼ばれメンバーに入る事になりました。サッカーをする時は何かしから‘賭け’をする事があり、その日は「じゃあ負けたチームはゼーランね!」と一人の先輩が発し、私はそれが何なのか解らないままサッカーが始まりました。運よく私は勝利チームに入っていたので罰ゲームを免れました。そして負けたチームの先輩たちはブツブツ言いながらも、ユニフォームを脱ぎ出しベースを一周したのです。野球経験のある方はもうお分かりかもしれませんが、ベースを一周走る事をベーランと言います。そう、『ゼーラン』とは全裸でベースランニングをする事なのです。近所には民家もあるのですが、誤解のないように言っておくと、その頃はもう夜8時を回っていたので辺りは暗いですし、明かりもいくつか落としてやったので迷惑はかからなかったと思います。それにしても、普段は真面目な先輩やクールでカッコいいキャラの先輩までもやっていたので、『賭けサッカーにおける効力』と『ゼーラン』の恐ろしさを知りました。
おそらく、私たちより下の後輩たちはゼーランの存在も知らないと思うし、同級生で実際に見たのは私一人だけなので我が野球部において一番最後の目撃者だと思います。
あの場にいた先輩方、その中の誰か一人でもこの書き込みを見て下さっていて、あの青春時代を懐かしんでもらえれば幸いです(^^)

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