2008年4月19日(土)スタート土曜よる7時56分
スペシャルコンテンツ「川藤 “格言” 語録」
Vol.09 第7話より
「天の時は、地の利に如かず。地の利は、人の和に如かず」
スター選手が揃っている目黒川高校との練習試合に臨むニコガクナインに対し、「お前たちには、どこにも負けないチームワークという武器がある!」とナインを激励したとき、川藤が言った言葉。これは中国の思想家、儒教の開祖として知られる孔子が言った言葉で、その意味は「天がもたらしてくれる幸運は、地勢による有利さには及ばない。しかし、地勢の有利さがあろうとも、人の和には及ばない」ということ。つまり、人の和=チームワークというものは、なによりも大切だということを言ったもの。
ちなみに、中国語表記では、
孟子曰「天時不如地利 地利不如人和」
となる。“A不如B” は「AはBに及ばない” ということ。
また、なぜ孔子が「天からの幸運」「地勢の有利」ということをを引き合いに出して「人の和」が重要だと説いたか? というと、これは“国防”についての孔子の提言であり、国同士で戦争をする際には、天の幸運よりも地勢の有利さのほうが重要だということ。それにまして、人の和=チームワークのほうが大切だということを説いた言葉なのだ。
ちなみに、この言葉を残した孔子は、世界の三聖人に数えられる人物で、孔子のほかの聖人とは釈迦とキリストが挙げられる。
ちなみに、「書の三聖」というと、日本国内ではそれぞれ平安時代に活躍した僧侶・空海と学者・菅原道真、書道家・小野道風を挙げておけば、テストの回答としては、ほぼ問題なし。
ちなみに、日本国内での三庭園といえば、茨城県は水戸市にある偕楽園と石川県は金沢市の兼六園、岡山県は岡山市内の後楽園を挙げておけば、テストの回答としては問題なし。
ちなみに、「日本国内での景勝地を3つ挙げよ」という設問には、宮城県は松島町の松島と京都府は宮津市の天橋立、広島県は廿日市市の厳島(安芸の宮島)を挙げておけば、テストの回答としては問題なし。
ちなみに、日本の戦後1950年代に普及した三種の神器というと、テレビと洗濯機、冷蔵庫を挙げておけば、テストの回答としては問題なし。また、1960年代に普及した新三種の神器という引っ掛け問題には、自家用車とカラーテレビ、クーラーと回答するように注意したい。
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