TBS生活者データ

JNNデータバンク活用事例1

商品ブランドのポジショニング
商品の競合構造を知る コレスポンデンス分析

以下の図1はJNNデータバンクの調査項目にある「缶入りコーヒー」購入ブランドのデータ(2013年時点の全国調査データ)を使ってコレスポンデンス分析(対応分析)を行ったものです。この分析で得られる図(マップ)では、相対的に関連が強いもの同士が近くに、関連が弱いものは離れて位置します。

結果を見ると無糖コーヒー系、カップ入りのチルドコーヒー系、微糖コーヒー系などのブランド群の塊が観察されます。生活者集団の購買行動の中で各ブランドがどのように競合し、どのように商品のサブカテゴリーが形成されているのかが可視化され、施策への判断材料が得られます。

また、JNNデータバンクには「食生活の意識」や「利用している購買チャネル」など、購買に関わる他の調査項目も多く含まれており、それらとのクロス集計結果に対して同様の分析を行うことで、市場の状況を詳しく理解することも可能です。

今回は缶コーヒー購入者全体についてマップを作成しましたが、例えば女性購入者に絞るなど、様々な対象者(ターゲット)についてマップを作成することで、ターゲットごとの市場構造を理解する材料も得ることができます。

JNNデータバンク活用事例1 グラフ

JNNデータバンク活用事例2

新製品訴求に効果的なメディアを検討する
「新製品の認知媒体」と「信頼性の高い広告媒体」からみるメディア特性

JNNデータバンクでは様々な情報源・メディアの評価についても調べています。その調査項目のなかから「新製品の認知媒体」としての利用率を縦軸、「信頼性の高い広告媒体」としての選択率を横軸にして、各種メディアの位置づけを示したのが以下の図2、その一部を拡大したのが図3です。青い点が有職男性、赤い点が主婦の回答結果を表しています。
JNNデータバンク活用事例2 グラフ

すると、テレビは有職男性、主婦ともに、他のメディアよりも際だって新製品の認知に役立ち、信頼性が高いメディアと評価されていることがわかります。 また、店頭、折込みチラシ、家族・友人の話などは相対的に主婦で評価が高く、Web広告やラジオなどは有職男性に有効な媒体と考えられます。 この図からターゲットにより媒体の特徴が大きく異なることがわかります。

また、昨今はインターネットによるデジタルマーケティングが注目されており、Webメディアへの出稿が伸びていますが、有職男性や主婦にとっては、むしろ従来のテレビをはじめとする新聞、ラジオ、雑誌の方が効果が高いメディアであることもうかがえます。