朝永 蘭丸ともなが らんまる向井 理『神の舌=絶対舌感』を持つ男。

朝永蘭丸(ともなが らんまる)

京都大学薬学部の大学院生。
父・竜助が学術研究場としている滋賀県の伊吹山にこもって研究をしていた。
亡き祖父・平助は、滋賀県の大津温泉で「三助」(公衆浴場で垢すりや髪すきなどのサービスを行う男性)をしていた。閉鎖的な生活をする蘭丸を心配した祖父・平助によって、三助を仕込まれる。
父・竜助は京都大学薬学部の教授で滋賀県の伊吹山を学術研究場としている。そんな父のせいで幼少期から毒物を含む様々な野草や鉱物を口にし続けたため、絶対舌感を持つようになる。キスをすると相手の口の中の色んなものが浮かんでしまうため恋愛できず、女性を生理的に拒否してしまう。
しかし、祖父の葬儀でミヤビという芸者に出会い、運命の恋に落ちるが……。