2003年2月13日(木)放送

ダイヤルアップのコツ
今朝は福岡さんがお休みですので、週刊アスキー編集部の松村敦さんに講師を勤めていただきました。

★今週はメールの話です。
★ADSLやケーブルインターネットなどの常時接続環境でインターネットにアクセスする人が増えてきましたが、それでもまだダイヤルアップで接続している人も多いと思います(モバイル環境では、ダイヤルアップがまだ大多数)。今日は、そんな人のために、あるいはそんな環境でつながなければならないときのための、ちょっとしたコツを伝授します。
(アウトルックエクスプレスを使います)

1)メールの送受信を終えると同時に接続を切る
「ツール」−「オプション」−「接続」タブと選び、「送受信が終了したら切断する」にチェックマークを入れる。 これをやっておくと、送受信したあと、接続をオフにするためにウィンドウズのタスクトレイにあるインジケーターをいちいちクリックして「切断」ボタンを押す必要がなくなります。

2)節約のために「下書き」と「送信トレイ」を利用しましょう。
新規のメールを作成途中にすると、「下書き」フォルダに保存されます。また、完成したメールを送るために「送信」ボタンをクリックすると、メールはいったん送信トレイに送られます。この2つのことを利用すれば、電話料金を最小限に抑えることが出来ます。
オフラインの状態でメールを作成し、書きかけの状態で「下書き」に保存。
書き上がったら「送信」ボタンを押して、メールを送信トレイに移動。
ここで初めてインターネットに接続、「送受信」ボタンを押して送信します。

3)ゼロ発信の電話から接続しなければならないとき
新しい接続先の電話番号を入力するとき、頭にゼロをつけて入力。
「スタート」−「コントロールパネル」から「電話とモデムのオプション」または「モデム」をクリック。「モデム」タブを選び、ここで、「発信音を待ってからダイヤルする」というところのチェックマークを外す。

これは、モデムは通常、「プー」という発信音を待ってからダイヤルするように初期設定されているためです。で、チェックマークを外すことで、「プププ……」という発信音でもダイヤルできるようになります。

※ヨーロッパのホテルなどの場合は、外線の頭に7や8をつける必要がある場合がある。そのままだとつながらない場合、7や8の後ろにカンマを付けると、繋がります。 以上3つをマスターすれば、モバイルの達人に一歩近づきます!