2002年4月18日(木)放送
最近、ウチの奥さんあてに、明らかにチェーンメールと思われるメールが。内容を見ると、実は3年前に話題となったチェーンメール。某テレビ局の某番組名を語り、メールがどこまで繋がるか実験をしているので同じ文面を9人に転送して欲しいというものです。
が、同番組がこうしたものを企画した事実はなく、3年前にもこのテレビ局がホームページ上で注意を呼びかけています。
ブロードバンドの普及でメールの転送作業が簡単にできるようになったこと、4月という時期的要素(インターネットに不慣れな社会人1年生がパソコンを使い始める時期)が、このチェーンメール復活の原因と考えられます。 こんなメールが送られてきたら、すぐに削除。送ってきた人が親しい人ならやんわりと注意してあげましょう。

本題です。 今週は、久々にウィンドウズの高速化です。
前にやったときに反響が大きかったので、また新しい方法を紹介します。
Windowsの起動を高速化
ウィンドウズを終了させるとき、通常は「スタート」-「Windowsの終了」-「Windowsの終了」ウインドーから「OK」ボタンを押します。

ここで、実は「終了」以外に、「再起動」「スタンバイ」「休止状態」というのも選ぶことができます。この「スタンバイ」「休止状態」を選んで終了させることで、次回から通常よりも起動が速くなります。

「スタンバイ」・・・パソコン本体の電力消費をもっとも小さくした状態にします。電源が切れているわけではありません。

「休止状態」・・・・それまで作業していた状態(メモリーの状態)を、ハードディスクに書き込んで電源を落とします。

「スタンバイ」で終えたものより次回の起動に時間はかかりますが、電力消費は少なく済みます。
「休止状態」をサポートしているどうかは、パソコンによって異なります。

※Meの場合「コントロールパネル」から「電源の管理」を選び、「休止状態」タブで「休止状態をサポートする」にチェックを入れて下さい。

※XPの場合、「コントロールパネル」-「パフォーマンスとメンテナンス」-「電源オプション」と選び、「休止状態」タブから「休止状態を有効にする」にチェックを入れる。これ以降、終了時に「コンピュータの電源を切る」という画面になったとき、Shiftキーを押すと、左のアイコン、「スタンバイ」とあるのが「休止状態」に変わる。
WindowsXPの高速化
「スタート」-「マイコンピュータ」を右クリックで「プロパティ」を開く。 「詳細設定」タブから「パフォーマンス」の項目の「設定」ボタンをクリック。「視覚効果」タブの「パフォーマンスを優先する」にチェックを入れる。

これで、メニュー表示のときなどに現われるアニメーションなどをオフにします。動作はそのぶん快適になります。