JK:邦ちゃん良くきてくれたわね。
山田:ちゃんとやってたんですね!びっくりしましたよ、ラジオやってるって言うから。
JK:私もゲストに出たことはあっても、こうやってお迎えするなんて、
山田:逆でしょ!?
JK:だから、お話の出来る人をゲストに呼んで
山田:真面目にやってらっしゃる。ちゃんとマイクの前に座ってる。お転婆ですから、じっとしてなですから。出水さんエライ!
JK:今日はアナタが主役です!
山田:山田邦子です。よろしくお願いします。
出水:とっても華やかなピンクで。
山田:黒じゃないですか、イメージカラーが。
JK:器用なのよ、手縫いですよ。お洋服とかアクセサリー、全部手縫い。
山田:よくわかりましたね。
JK:わかるわかる、この素人臭さが面白いのよ。
山田:運針ですよ、運針って小学校のとき、習ったでしょ。世界のコシノジュンコだって、最初は運針ですよ、絶対そう。
JK:今の人、運針なんてわからないわよ。
山田:私たちは空き時間が長いの。ちょっと待っててください、とかね。それとか移動の時間。そういうとき、待ってたらもったいないから、縫ってるの、ずっとまっすぐ。
JK:器用で器用で、ほら、クリスマスのときサンタクロースで来たでしょ。どうしたの?どっかで買ってきたの?って言ったら、全部作ったって言うの。
山田:今は何でも、物がありますけど、もうちょっと一工夫っていうのは、自分でやった方が、世界でひとつですからね。
JK:サンタクロースのお姉さんで来るの。
山田:お姉さんで良かった。やさしい!
JK:今日は合唱団、人数いないので、ソロでお願いします。
山田:実は、スター混成合唱団、私が団長をしているんですけど、実はコシノジュンコさん、メンバーなんですよ。神楽坂女性合唱団はコシノさんが団長なんですよ。そこで知り合いまして、私がガンになったんで、チャリティーっていうのをやろうってことで、お声がけさせていただいて「いいわよ、やるわよ!」って感じで、みんなでお揃いの星のマークのスター混成合唱団ですから、そのTシャツのデザインもコシノジュンコさんにお願いして。みんなで洗っちゃアイロンかけ、洗っちゃアイロンかけ全国にコンサート行っています。小さい病院の1階で歌うこともあれば、大きいコンサートホールでも歌います、野原で歌ったこともあるし
JK:ハワイも行ったね
山田:ハワイコンサート、大成功です。日系の方、多いのでね。病院も訪問させて頂いて。
JK:メンバーが楽しいの!邦ちゃんが集めた人だから。
山田:コシノさんはもちろんですけど、倍賞千恵子さん、歌、上手い人いないとね(笑)
JK:すいません。プロがいるのよね。
山田:瀬川瑛子さんとか、オペラ歌手は森川いずみさん、河村右さん、素晴らしいソプラノの方々・・・。瀬川瑛子さんね、あのまんま歌うの。
JK:もうとにかく、いるだけで面白いし。
山田:でもね、私はがんです。倍賞千恵子さんも乳がんで、ガン友で、そういう人以外にも、自分は違うけど、マネージャーだって、お友達だってなる可能性がある。しんせきにもいるのよ、ということで入ってくださった。1回でいいと思ったの、本当はね。マスコミに観てもらえば。私たちはガンでもこんなに元気ですよって、最初に1回やろうと思ったら、「ありがとうございます。次はいつですか?」って、泣きそうになっちゃった。ありがとうって、いい言葉ですね。
JK:私達、慣れていないから。いろんな人いるのね、メンバーずーっとならんで、(お客さんに)呼吸器つけている方とか
山田:患者さんは点滴つけていたり、パジャマ姿の方もいらしたり、
JK:それなのに「お元気ですか?」って言っちゃったのが大間違いで。あれが、もうしわけありません。
山田:「みなさん、お元気ですか!」って、、、、病気だって(笑)。でもね、「はーい!」って。私たちは1番ではありません、笑顔が一番なので、そのハートをつないでいくっていうかね。リボンっていう言い方するんです、ガンの活動では。私たちはピンク色、乳がんではピンクリボンなんですけど、小児がんだったらゴールドリボンとかね。みんなリボンをつないでいく、握手みたいなね。元気ですか!でいいんですよ。
JK:でも、つい出てしまって、ガクって・・・何なの私達・・・
山田:いいんですよ。それからね、私たちの唄を聴いてもらうだけじゃなくて、大きな声で笑ったり歌ったりすると、免疫力が高まるんですってね。
JK:そう!歌うと、嬉しいっていうのがつくづくわかる。
山田:だからわーって大きな声だして、免疫力高めて、ちょっとくらいの病気は弾き飛ばしましょう。
JK:それでね邦ちゃん笑わせるでしょ。ピアノにね「トントントン、この音なんの音?」って、「ソかしら?レかしら?」って言ったら「ピアノの音」って。もう、すっごく笑うの。何回聴いても笑うんだから。
山田:後から取材で沢山言われるんだけど、ガンのチャリティーコンサートで大笑いするの、私達だけなんだって。
JK:普通は大丈夫ですか?とか、沈んじゃうよね。
山田:だんだんなんか「みんなでがんばりましょう・・・」。みたいになるんだけど、私達「みんなでがんばろー!」みたいに終わるんで。ドレミの唄とかね、歌が分からなかたっらら、「ド〜」ってずっと言ってなさいって(笑)
出水:普段、割と病院って静かにしてなくちゃならないから、そういった機会があると、発散にもなるし、楽しいでしょうね。病人、その、私のような患者本人だけじゃなく、家族の方やお友達、みんながんばっていらっしゃるのよね。
JK:付き添いが一番大変ね。
山田:そう言う方も一緒にどうぞって。子供だけだものね、わー!って言っていいのって。
=オンエア楽曲=
M1. Rather Be(feat. Jess Glynne) / Clean B
M2. あなたが大切だから / スター混成合唱団