JK:いらっしゃいませ。
高田:こんにちは。
JK:大体あたしがここに座っていること自体、不思議でしょ。古いのよ。物凄く古すぎて、上手くお話できるかドキドキしちゃう。
高田:そう言われると、本当に長いですね。知り合ってから。計算してきたんだよ。57、8年・・・
JK:計算なんかしなくていいのよ。最初に出逢った同級生で、ずーっといままで付き合っているということは、こんな奇跡的なことは無いと思う。でもね、若いよね。それは嬉しい。
高田:ジュンコもね。
JK:良かったね、ラジオで。
出水:お互いの呼び方が
JK:そうね、ケンゾー、ケンちゃんとか、おさななじみっていう感じかな。同業者なんて思ったことない。
高田:若い時はね、ライバル意識あった。友達だけどね。それはあったよね。
JK:こっそりあった。物凄い仲いいのよ。でも装苑賞とか、コンテストに出す時は、こっそり早く帰って、ぶわーって絵を描くワケ。いつの間にやらいなくなって。ね。
高田:ライバル意識とか、友達なのに、そういうのあるでしょ。そういうの役に発ちましたよ。
JK:それは今でも同じ。
高田:今でもあるの?
JK:今は若さとして、いかに維持するか。かっこいいって言うのは大切なのよ。会って「ケンちゃんちょっと」、っていうのではなく、「やっぱりかっこいいじゃないの」って、お互いに褒め合うわけじゃないけど。
高田:そうだね、ジュンコのこのエネルギッシュなのいただけるの、嬉しいよ。
JK:楽しい話、山ほどあってね。そういうのばっかり覚えているのよ。覚えてる?マルイでおそろいのステレオ買ったの月賦でね。で、ケンちゃんの家に行ったらね、音楽かけようよって言ったらね、音楽が聴こえないのね。スピーカーだけ質に入れたっていうの、払えないから。
高田:若いころ、学生の頃、質屋へよく行きましたよ。親父の着物、流したりね(笑)よく覚えてるね。
JK:いやあ、あれは忘れない。
出水::ケンゾーさんはジュンコ先生のエピソードで何かありますか?
高田:ジュンコのいちばん最初の印象って、僕がデザイン科に入ったときに、ジュンコも入ってきたんですよ。いろんな人観ているけど、キレイな人とか面白い人観ているけど、ジュンコの持っているパワーって凄いじゃないですか。独特のスタイルがあって、色々な面でショックでしたよ。こんな人がいる、って。絵もみせておらったら絵も凄いし、着ている服もずば抜けて面白いし。こういう所に何で入って来たのかな、道を間違えたと、そういうショックあったよね。
JK:何を、そんな顔していなかった。
高田:しょっちゅう言ってるじゃない。
JK:あのね、お尻が自慢だったの。
出水:お尻?
JK:パンツのシルエットって、おしりがピッと、そのモデルになったことがあるの。
高田:ジュンコが?
JK:いやぁ!
高田:僕のこと?
JK:それはねえ、ほんと。
出水:当時、男性が服飾の学校に行くというのは・・・
高田:初めてのこと。
JK:何人もいないんですよ。それで私たち4人組で、仲良くてね。明けても暮れても、お勉強もしたよ、でも遊ぶことの方が中心かな。
高田:ジュンコ、授業来なかったでしょ。
JK:忙しかったの。いろいろと忙しかったの。
高田:クラスで会うのは毎日じゃなかったよね。
JK:ちゃんと言ってたから!でも日数が足りなくてね。貰えなかったの。
出水:卒業証書?
JK:そんなの欲しくて行ってるんじゃないわって。
出水:大物ですね!!!
=オンエア楽曲=
M1. Praise You / Fatboy Slim
M2. He Loves, She Loves (from Funny Face) / Fred Astaire
(2015年7月26日放送)