今週は久しぶりに、リスナーの方からのご推薦ゲストをお招きする
「あなたの周りのスポットライト」。
浜田美呂さんからのご推薦で、「文化勲章に最も近い無所属画家」で
浜田泰介さん(実の父です)でした。
愛媛・宇和島の大きな料亭に生まれ、美術大受験の時は宇和島港で料亭の芸子たちに見送られて京都へ。
大学と大学院へは実家の仕送りで8年間も通い、京都の芸者を身請け…すごい。
その後、渡米して、前衛的な抽象画で注目を集めますが、あのサルバドール・ダリに「お前は日本でやることがあるだろう」と日本画の才能を見抜かれ、帰国後は再転向。
1992年、60歳の時に京都の名刹・大覚寺の襖絵を完成してからは
醍醐寺、東寺、伏見稲荷神社、太宰府、白川郷…と、名だたる神社仏閣に数多く襖絵を納め、80歳を超えた今も創作意欲は衰えることを知りません。
その実績に負けないくらいすごいのが、数々の仰天エピソード。
・一週間で1千枚の絵を描き上げた。
・あの山下清に絵をほめられた。
・米サンフランシスコ市長から市の記念キーを授与された。
放送ではギリギリのトークも飛び出してスタジオに同行した息子の美呂さんが、必死に両手で「バツ印」サインを送っていました。
おしゃべりもお姿もエネルギッシュで若々しい浜田さんに久米さんも敬服!
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