ハリーのおてんきじゅく

「雷が鳴ると梅雨があける?」
昔から、雷が鳴ると梅雨があける、
といわれていますが、
雷は夏でも冬でも起きているんです。
雷の原因は、発達した雨雲です。
だから、強い雨や雪が降るときは、
たいていはどこかで雷が鳴ります。
日本海側では夏よりも冬の方が雷は多く発生しています。
夏以外は、空の雲が徐々に増えて、
雨が降り出し、雷がなるんですが、
夏は晴れて気温が上昇したときに、
雲が急激に発達して、
とつぜん雷とともに雨が降り出します。
このような突然の夏の雷は印象が強いのと、
梅雨が明けたあとに起こることが多いので、
「雷が鳴ると梅雨があける」と言われているようです。

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