ハリーのおてんきじゅく

黄砂(こうさ)
冬が終わりを告げて中国大陸で低気圧が発達すると、
中国の砂漠の砂が空に舞い上がり、
上空の風に運ばれて日本にもやってきます。
この砂は黄色いために黄砂(こうさ)と呼ばれます。
黄砂は「砂」という字を書きますが、
日本にやってくる黄砂の大きさは1ミリの百分の1以下と
とても小さい粒です。砂というよりほこりのような大きさです。
スギ花粉の大きさは1ミリの百分の3くらいですから、
花粉より小さいことになります。
この黄砂は、洗濯物を汚したりするだけでなく、
たくさん吸い込むと体にもよくないと言われていますので、
「黄砂が飛んできます」というニュースや天気予報を聞いたら、
マスクをしたほうがいいかもしれませんね。

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