ハリーのおてんきじゅく

この時期は、朝、草の生えている所を歩くと朝露(あさつゆ)で
靴(くつ)がぬれたりします。
また、朝、窓ガラスの内側が露でぬれていることもあります。
雨が降ったり、水をかけたわけでもないのに
ぬれるのは不思議ですね。

この露の水分は、空気の中にある水なのです。
昼間の暖かいときは水分が空気に蒸発していますが、
朝になって、気温が下がると、
空気の中の水分が水蒸気から水になって、草やガラスにつくのです。
露が草やガラスにつくのは寒い朝です。
そして、もっと寒くなって、地面の温度が0℃より低くなると、
朝露は凍って霜になります。

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