空気にも重さがあります。
ガスを入れた風船が空たかく昇ってゆくのは、
空気より風船のほうが軽いからです。
風が強い日に飛ばされそうになるのは
空気に重さがあるからです。
空気の重さを気圧といい、
ヘクトパスカルという単位で表し、hPaと書きます。
1ヘクトパスカルは、
たて1メートル、よこ1メートルの四角い形の上に
およそ10kgの重さがかかることをいいます。
ふだんの気圧は1000ヘクトパスカルくらいですから、
たて1メートル、よこ1メートルのひろさの地面の上には
10トン(10000kg)の空気が
あることになりますね。
うそみたいだけど、やっぱり本当なんですよ。
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