スポーツ
Q. なんでスケートは氷の上でやるんですか (小2 女の子)
A. 青嶋先生:フィギュアスケート、アイススケートはどうして氷の上でやるのか?まず、ずーっと昔に、石器時代からスケートはあったそうなんですけど、その当時は、マンモスの骨を足に着けてすべっていたっていうのを聞いたことがあります。ホントなんですよ。そういう時代がまずあったんですけど、今のスケート靴は、選手達を今度見る機会があったら見て欲しいんですけども、靴の下に刃がついているんですね。
おねえさん:靴の感じは分かるかな?
こども:わかんない
おねんさん:見たことないかな?
荻原先生:靴の下にね、包丁みたいなのがくっついているんだよね。
青嶋先生:そうですね、ちょうど包丁みたいなのものですね。あれをはいていると、はいている人の体重が全て、包丁、刃のところにガッてかかるんですね。それによって一瞬だけ靴の下にある氷がとけるんです。で、氷がとけることによって、すーっと足がすべっていくんですね。それがアイススケートの原理だって言われているんですよ。それを発見した人が「あ、これは面白い」っていう、氷の上だとこんなにつるつる早く動くことができる、それから、いろんな形をしながら、例えば、アラベスクっていうバレエの形があるんですけども、その同じ形のまま遠くまですべっていける。それが楽しいっていうことで、みんなすべり始めたみたいですね。
おねえさん:氷の上で遊んでみたいなって思ったことはないですか?
こども:ないですね。
おねえさん:もしかしたらね、つるつるすべって面白いけど、もっとすべる方法はないかな?とか、もっと上手に止まりやすくなる方法はないかな?とかそういうことを考えたんじゃないかな?とおねえさんは思うんですけど。
荻原先生:おうちの周りは雪いっぱい降りましたか?
こども:きのう、雪降ってた時、真っ白になってました。
おねえさん:真っ白になってました?そしたら、おうちのまわりでも、どこかに氷がはっているかもしれないので、そこを上手にすべったりとか、いつもより速くすべったりとかするのに始まったんじゃないかな?っていうのが先生のお話かな?なんとなく分かるかな?
荻原先生:ちょっと氷を探して、その上で靴をキュッキュッキュってすべると面白いかも知れませんね。
おねえさん:そうかも知れませんね。外出たら試して見てください。

スポーツライター:青嶋ひろの先生/スポーツキャスター:荻原次晴 先生

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