スポーツ
Q. おすもうさんはどうしてまわしをつけるの? (4才・男)
A.

おすもうって、誕生してから1300年から1400年になるんですね。その頃は、今みたいにちゃんとしたまわしがなかったと思うの。今はね、きみも舞の海先生も「パンツ」はくでしょう。でも、昔の人はパンツなかったんですね。昔の人は、ふんどしをはいてたんです。ふんどしみたいなもので、すもうをとっていたんだよね。そして、たぶんふんどしみたいなものをつかみあっていたら、切れたりしてしまうから、昔の人がすこしずつふんどしをすものとりやすいように変えていって、そのうちにいまの「まわし」のかたちになったんだと思います。ま、かんたんにいえばがんじょうなふんどしということです。ちなみにまわしというのは、れんしゅうの時に使うのが、まわしで、本番に使うのは「しめこみ」というんです。ちなみにしめこみはシルクでできていますんで、高いんですよ。何十万もします。ただ、はだざわりはさいこうにいいですね。きもちいいいですよ。まわしは、おすもうしやすいパンツということですね。


おすもうの先生・元小結:舞の海 先生
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