なるほど。スピンをかけるときにボールが上がってしまうのは、ボールを打つときにラケットを下から上にまっすぐふっているせいだと思います。
ラケットのふりかたそのものはそれで正しいのですが、スピンをかけるには下から上にまっすぐふるだけじゃダメなんです。打つときに、しっかりラケットでボールを「こする」ことが必要です。これにはあたまの中でのイメージが大切です。
ボールを打つとき、ラケットはボールの真下(ました)、時計でいうと「6時」のところをとらえます。そしてラケットをふり、ボールをこすりながらじょじょにラケットを上に持っていきます。
そしてラケットをふりぬくときにラケットはボールの真上、12時をこすっているようにして打ちぬくんです。そうすると、順回転(じゅんかいてん)という回転がかかり、ボールが上がらず、下に落ちるようなスピンがかかります。
これはもう練習あるのみ。1日50球、100球と、コーチやおともだちにトスしてもらって打ちこむしかないです。がんばってくださいね!
元プロテニスプレーヤー:沢松 奈生子 先生
|