家や学校で実験をするということはありますか?
こども:学校では空気をあっためたりした実験が好きです。
そうか、じゃあ空気を使った実験を教えますね。たとえば、おうちにダンボール箱がありますか?
このダンボールにあなをあけるだけでも空気の実験が出来るんです。大きさはどのようなものでも大丈夫ですので、まず箱を組み立ててどこか一番ちいさい面積(めんせき)の所の真ん中にあなをあけます。「あな」の大きさはダンボールの一番小さい面をかたちづくる直線(ちょくせん)の3分の1から半分ぐらいの大きさのマルのあなをあけます。で、そのダンボールをバンとたたくとそのダンボールから空気のタマが飛び出します。空気砲(くうきほう)と呼んでいます。これがまたけっこう遠くに飛ぶんです。ダンボール箱はそんなに強くたたかなくても大丈夫ですので、箱を軽くたたいて遠くの人の顔に空気のタマをあてると、あてられた人は見えない空気のタマがいきなりぶつかってくるのでけっこうびっくりするんです。ちなみに飛び出すタマがどのようなものか見たい場合は、箱の中におせんこうなどのけむりをいれてあげてください。この空気砲を作るときにはくれぐれもカッターなどで手を切らないようにして下さいね。
サイエンスプロデューサー:杉木 優子 先生
|