にんげん・せいかつ
Q. 時計はどうして見ている時は進むのが遅いのに、見ていない時は早く感じるのですか? (小2、男の子)
A. コロッケ先生:今あなたがおっしゃってから、わたしもそう思いました。たしかに見ていると1秒2秒がゆっくり感じますよね。
おねえさん:きょうもあっという間に番組が始まってから24分経っていますからね。
杉田先生:あと楽しいことをしていると早いのに、悲しい時とかつらい時、歯医者さんで痛い時は凄く長く感じませんか?
佐藤先生:あ〜、嫌な時は感じますよね。
杉田先生:時間の間隔はたしかにあなたが言うように個人差があるというか、その時によって違いますよね。
佐藤先生: 例えば学校に行く前の朝は早く感じたりしますよね。
おねえさん:あなたはどのような時に早いと思いますか?
男の子:学校で勉強をしている時です。
おねえさん:勉強をしている時は早く過ぎますか?
男の子:はい。
コロッケ先生:凄いですねえ。
佐藤先生:凄い集中していますねえ。
杉田先生:わたしは授業中は凄く長く感じました(笑)
佐藤先生:(笑)
コロッケ先生:わたしも凄く長く感じました(笑)
佐藤先生:休み時間が短く感じましたもんね。
おねえさん:遊んでいる時はどうですか?
男の子:早いです。
おねえさん:どちらが早いですか?
男の子:遊んでいる時です。
コロッケ先生:これは多分、「時計さんが時間を大切に使ってね!」と言ってくれているのだと思います。「1秒1秒大切にね!」と。
コロッケ先生:見ているとゆっくりじゃないですか?
おねえさん:教えてくれているということですか?
コロッケ先生:見ていなきゃ分からないです。進んでいることも分からない、突然パッと見た時に時間が進んでいたりして、「えっ、もうこんな時間!」と思ったりしますよね?
おねえさん:はい。
コロッケ先生:ですから時計をじっと見ている時は、「ちゃんと見ていてね!進んでいるからね!」ということを時計さんが気付かせようとしているという風に考えると、1秒1秒が遅く感じないで大事にしようと思えるんじゃないですかね?
おねえさん:なるほど〜。
杉田先生:わたしは反対に時計を見ていると思考が止まるんですよね。時計を見ていない時は色々なこと考えたり、勉強したり、遊ぶことも頭を使いますから、何かこう時間を忘れてしまうのですが、時計を見ていると時を刻んでいるのを確認する作業だけですから、思考が止まるような気がして長く感じます。でも面白い時計だと早く感じるかもしれません(笑)
コロッケ先生:そうすると時計は役目がなくなっちゃいますよね?
佐藤先生:(笑)
おねえさん:1秒1秒、時間を大切にしましょうね!
男の子:はい。

モノモネタレントのコロッケ 先生/女優の杉田かおる 先生/体操インストラクターの佐藤弘道 先生

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