にんげん・せいかつ
Q. 今真剣に悩んでいて、彼女ができないんです…。どうしたらよいですか? (中1、男の子)
A. おねえさん:周りの同級生は女の子と付き合っている人がいるの?
男の子:はい、いるみたいです。
おねえさん:私が中学生のときはそんな人、ほとんどいなかったけどな…。
佐藤先生:ぼくもいなかったですよ。
杉田先生:付き合うのは遅いほうがいいみたいだよ。私はちょっと早熟で中学生のころ、いっぱいボーイフレンドがいて、たくさん付き合えないから週代わりで付き合っていたの。そうしたら、街で付き合う人がいなくなってしまって。だから、回りが付き合っているからって、流行みたいにあんまりあせらない方がいいと思う。
ピーコ先生:君は好きな子が何でできないんだろうと思っているんじゃないの?
男の子:そうなんですよ。
ピーコ先生:人を好きになるときに、自分のことを自分がどれだけ分かっているのか考えてみなさい。自分の好きなところがいくつあるか。自分の嫌いなところはどこにあるのか。これを箇条書きにでもしてみなさいよ。そうすると、どういう恋愛ができるかというのが、中学生ならば分かるから。自分で一番良いと思っているところ。自分で一番嫌だと思っているところ。それを書いてみなさい。そうするといいわよ。
あなたが自分のことを知らなかったら、人のことを好きにはなれないよ。それから、ちょっとした大人の恋愛の本を読んでみると、恋愛がどういうものか分かるから。
 だから、恋愛をしたいという気持ちは持っていていいから、それをどういう風に生かそうかということを自分で考えてください。

ファッション評論家のピーコ先生/女優の杉田かおる先生/体操インストラクターの佐藤弘道 先生

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