にんげん・せいかつ
Q. 占いは何であるんですか? (小3、女の子)
A. 鏡先生:う〜ん。分からないね。楽しいからじゃないかな(笑)。やっぱり、先のことはどうなのかなと人は考えるから、不安になったりもするし、そういう時に人間は知恵を使って、先のことを予測して、こうしたら良いやと考えていると思います。だけど、どんなに頑張っても分からないことがあると思うので、そういう時に、じゃあ、神様は何て言っているのか、お星様は何て言っているのかなと人は考えてしまうと思うんですよ。
柳田先生:「分からないことを知りたい」という気持ちがあるから、占いが生まれたんじゃないかな。鏡先生の話を聞いていて、そう思いましたね。
おねえさん:当たるとか、当たらないじゃなくて、ちょっとでも先のことを知りたいということですね。
柳田先生:そういう意味で科学が生まれた理由と同じような気がしますね。
おねえさん:科学も分からないことを知りたいという気持ちから生まれたんですね。
柳田先生:そうです。
おねえさん:人間は「知りたい」んですね。

占星術研究家の鏡リュウジ先生/空想科学研究所主任研究員の柳田理科雄 先生

[戻る]