にんげん・せいかつ
Q. どうしたら弟とケンカをしなくなりますか? (小2・男の子)
A. おねえさん:よくケンカするの?
男の子:毎日しています。
おねえさん:毎日しているの!? 弟さんはおいくつですか?
男の子:4才です。
ザ・たっち(兄・たくや):ぼくらもケンカはよくします。ゲームなどをやったりしていて、片方が勝つと、イライラしてケンカになったりしますね。
おねえさん:君はどんな時にケンカになっちゃうの?
男の子:モノの取り合いですね。
おねえさん:そうか…。何を取り合うの?
男の子:たとえば、お母さんが買ってきたお菓子の取り合いをしたり、お湯を入れるポットなどが入っていた段ボールで工作をするんですけど、その段ボールを取り合ったりします。
たくや:ぼくらは双子なんですが、下に妹もいまして、妹とはケンカになりそうでならないんですよ。それは、お兄ちゃんだからということで、我慢することがありますね…。
男の子:あの、すいません。ケンカはどっちらから始めるんですか?
たくや:ぼくらはだいたい、サッカーゲームをやっていて、弟のかずやが点を決めたときの喜び方がすごい過剰で…。
ザ・たっち(弟・かずや):私が喜び過ぎて、お兄ちゃんがいらつくことが多いですね。
池上先生:じゃあ、お兄ちゃんの方がケンカを仕掛けることが多いわけですか?
たくや:そうですね、わたしの方が仕掛ける方が多いですね。お兄ちゃんは弟よりしっかりしなきゃという意識があるんですけど、弟の方は気持ちを出しやすいじゃないですか。
おねえさん:弟さんの方が自由なんですよね。
かずや:それに対して、お兄ちゃんは怒ったりするんですね。そこはやはりお兄ちゃんが大目にみた方がいいかなと、弟としては思いますけどね(笑)
おねえさん:そうすると、お兄ちゃんが我慢をしなければいけないということですね。
たくや:それは弟の意見なんですね。兄貴としては違います(笑)
永先生:あのですね、さっきからびっくりしているんですけど、弟とか兄とか言っているんですけど、我々にはお二人は見た目は同じにしか見えないんですよね(笑)。でも、ほとんど同時に生まれているのに、兄という意識と弟という意識はしっかりしているんですね。
おねえさん:そうですね(笑)。 どうですか? ザ・たっちのお兄ちゃんの方は我慢しなくて良いと言っていますけど、弟さんの方は我慢した方が良いと言っているんだけど…。
かずや:君は我慢したくないの?
男の子:弟の方がケンカをやってくる限り、やり返さないわけにいかないし…。
おねえさん:じゃあ、3回ケンカしたら、1回ぐらいはお兄ちゃんの方から我慢してみれば、弟さんの方も時々我慢してくれるかもしれないですよ。ちょっと頑張ってみようよ。
男の子:はい。

お笑いタレント ザ・たっちのお二人/放送タレントの永六輔 先生

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