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冷蔵庫と外どっちが寒いか計ったら、外より冷蔵庫の方が寒かったです。何でですか？ （小２ 男の子） |
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おねえさん：冷蔵庫の方が寒かったのね。何度と何度だったか覚えてる？ こども：冷蔵庫が−１度で、外は＋３度です。 おねえさん：きちんと調べてますね。 かんな先生：冷蔵庫っていうのは何のためにあるんだろう？ こども：食べ物とかを冷やして、食べないようにする。 カンナ先生：そうよね。その冷蔵庫は−１度って言ってたけど、冷凍庫じゃなくてホントに冷蔵庫のことだったのかな？ こども：冷蔵庫です。 カンナ先生：−１度にもなっちゃったの？ おねえさん：ずいぶん寒い冷蔵庫ですね。 荻原先生：それぞれのお宅で差がありますからね。 カンナ先生：差がありますけど、お母さんは大丈夫なのかな？その冷蔵庫で。凍っちゃうかもしれない。凍ってなかった？中の物。 こども：凍ってなかった。 カンナ先生：じゃあ、温度計もちゃんとそうだったかどうかもあれなんだけれども、冷蔵庫っていうのは、何かを冷たくするっていう風に思うけれども、確かに冷たくするものなんだけど、例えば、夏ってお部屋の中って２７度くらいかな？で、冬は２３度くらいかな？だから、人間がお部屋の中にいるときに一番気持ちいいのは、２３度くらい〜２７度くらいの間の５度くらいの中のが一番気持ちいいじゃない？気持ちいいんですよ。それだから、夏、暑!)くなっちゃたり、冬、寒!)くなっちゃった時に温度を一定にしておく場所が必要だから冷蔵庫みたいなものが必要で、その中でどんな夏暑くっても、冬寒くってもだいたい同じくらいの温度で物を管理しておきましょうっていうために冷蔵庫があるのね。だから、今ロシアでは、−３０度とか−５０度っていう寒い所があるのね、凍っちゃいけないから冷蔵庫の中に入れるんだって。わかる？冷蔵庫の中は暖かくしておくための冷蔵庫になっちゃってるわけよ、あんまり寒いと。 おねえさん：外に置いておくと凍っちゃうから。 カンナ先生：外に置いておくと凍っちゃうから。凍らないように冷蔵庫の中にミルクなんかを入れて置くんですって。っていうように冷蔵庫はただ冷たくするってだけじゃなくて、ある一つの温度の中に物を置いておくことをキープするためでもあるんだわね。だから、時々外の温度と、冷蔵庫の中の温度っていうのは、計ってみるのはきっと面白いと思いますよ。 おねえさん：きっと、雪が降っているし、外の方が寒いんじゃないかな？って思ったってことだよね。今、スタッフの人が調べてくれましたけど、冷蔵庫は基準としては一応、４度くらいってなっているみたいですね。 エッセイスト：神津カンナ先生／スポーツ：荻原次晴 先生 |