にんげん・せいかつ
Q. 学童で棒編みをしたんですけど、うまくできませんでした。どうやったらうまくできますか? (小3・女の子)
A.

学童で「棒針編み(ぼうばりあみ)」をしたというのはすごいことだよね。普通、小学校では「棒針編み」より「ゆび編み」をなど、本当に簡単なものから始まるんだけれど、棒針編みからってすごいですよね。で、何を作ったのですか? どんな編みかたでした?

こども:マフラーをおもて編みでやりました。

そうですね。最初は「おもて編み」のくり返しだと思います。はじめは、広瀬先生も上手にできませんでした。大失敗しましたよ。だけれども、なんどもやっていくうちになるほどこんな風に力を入れればいいのかなぁとか、こんな風に指に糸をかければいいんだなぁと分かるようになりました。だから、失敗しても次は必ず、上手になるからくり返しやっていくことをおすすめします。棒針編みの場合、編み方はひとつしかありません。ですから、もう1回学童の先生に習ったり、お母さん・おばあちゃんにいろいろと聞いてみると良いと思います。ぜひ上手になってもらいたいと思います。ちなみに、ポイントをひとつ。力のかげんが色々になってしまうと編み目の大きさが変わってしまうので、指にかけている糸の強さを同じ調子にして、糸をもってくるようにすると上手くできると思いますよ。


編物の先生・ニットデザイナー:広瀬光治 先生

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