にんげん・せいかつ
Q. 納豆(なっとう)の作り方を教えて下さい (小4・女の子)
A.

納豆を作るには、大豆を用意しなくてはいけません。その大豆は生では食べられないので、しっかりにて下さい。そうして、そのにた大豆に目には見えない「納豆菌(なっとうきん)」を呼び寄せなくてはなりません。納豆菌は空気の中にもたくさんいますが、一番多いのは「いなわら」といって、イネのワラのなかにたくさんいると言われています。その「いなわら」の中ににた大豆を入れて、納豆菌が一番育ちやすい温度の中においておくと納豆が出来ます。
しかし、今はなかなか「いなわら」を手に入れることが出来ません。そこでもし、納豆をつくってみたいならば、いっぱい水をすわせた大豆をにて、そのにた大豆をお店で売られている発泡スチロールの納豆パックに入れてます。そしてそこに納豆を2つぶぐらいいれてかき混ぜると、菌がどんどん増えて納豆になります。ちなみにこの菌を「タネ菌」といいます。次に、十分に菌がそだんつ環境をつくらなくてはいけません。納豆菌の好きな温度は42.3℃です。ですから、お母さんに言って、冬に使うこたつを出してもらってその中に、毛布で包んでおいておくと2日後ぐらいに納豆が出来ているよ。


東京大学農学部教授:小泉武夫 先生

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