とってもかんたんなことよ。なんでもむずかしく考えないでね。まず、歌を歌う時は、おなかから声をだします。おなかをパーンとたたいて声を出すんですね。おどりをする時は、むねで息をします。だから、歌とおどりをいっしょにやるならば、息をすうところはちょうどその真ん中になります。
また、私達が作った練習で、走ったり、ようじをしたりしながら歌うというものがあります。たとえば、あしたの学校のじゅんびをしながら、「さあ、国語の宿題をしたかなぁ♪」と歌います。これをなんにでもやってしまうのです。そうしたら、「さようなら」とか「あなたが好きよ」とかいうことがしだいに歌になっていくと思います。そうなれば、体をうごかしながら歌を歌うことがとても楽しくなって、そのうち歌とおどりをいっしょにしなきゃいけないなんて「どうしよう」と思っているのがもったいなくなってしまいます。
とにかく、くり返し歌やおどりの練習をしてみて、まちがったら最初からやる。そしてとにかく練習を楽しむ。見てくれる人がきっとよろこんでくれるんだとおもって自信もってね。
女優:木の実 ナナ 先生
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