にんげん・せいかつ
Q. きんにくはどうやってつけるのですか? (小4・女)
A.

まず、きんにくのしくみをおぼえてください。きんにくは「きんせんい」というさいぼうでできています。ただ、きんせんいはうんどうすると、少しだけこわれてしまうのです。こわれたところはなおさなくていけないよね。そこでひつようなものが「タンパクしつ」とよばれるえいようです。そして、夜ねている間に、あたまの中から「成長ホルモン」というものがでてきます。そうすると、きんせんいにタンパクしつがくっついて、さらにきんにくを強くしてくれます。これがきんにくができるしくみです。だからきんにくをつけるには、うんどうしてきんせんいを少しこわして、そのあとごはんをしっかり食べてタンパクしつをたくさんとり、そしてよふかししないでゆっくりねることによってきんにくが強く太くなるのです。きんにくは、ふえないんですね。きんせんいによってきんにくが太くなっていくだけです。ではじっさいどうやってうんどうするのがいいかというと、今は、うでたてふせなど自分の体じゅうを使ったトレーニングをしてください。もっといいのは、お母さんたちといっしょにおかいものにいったとき、にもつをかわりにもってあげるのです。そうすれば、おもりをつかったきんにくトレーニングをしなくても、しぜんに生かつする中で、きんにくをつかうのです。きんにくをつけるのに、あわててしまってはだめだよ。プロのスポーツせん手もこどものころはとくべつなトレーニングをしていないから、心ぱいしないでね。ダンベルを使うようなトレーニングは中学生になってからでじゅうぶんだからね。


元バレーボール選手:三屋 裕子 先生

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