ほし・うちゅう
Q. なんでお星様はキラキラするんですか? (5歳、女の子)
A. 福永先生:星がキラキラしているということで2つお話をしたいの。まず、夜のお星様は光っているよね。なんで光っているかというと、夜見えているお星様のほとんどはみんな、ふわふわしたガスでできているお星様なんです。ガスって、家の台所でボッってつくガスと同じものね。ガスというのは、普段、そのままだと何にも光らないんだけど、いっぱい集まって、ぎゅうぎゅうに押しくらまんじゅうのようになると、急に光りだして光って見えるんです。夜のお空の星はそんなガスが光っているの。
それと、太陽は知っているよね。実は太陽も同じガスでできていて、ぎゅうぎゅうのおしくらまんじゅうで光っているお星様なんですね。その太陽がうんと遠くにいったら、夜空のきらっと光る星と同じようになるんです。太陽は近いから明るくて、お星様という感じがしないんだけどね。
 もう1つ、キラキラ光るのは、キラキラ星の歌なんてのもあるけれど、何かキラキラしているなというのは、遠くのお星様の光が、私たちの地球に届くとき、地球を包んでいる空気があって、その空気の中を細い光が通るときに、空気がちょっとじゃまをしてチカチカ、キラキラさせるんです。
おねえさん:まっすぐに来るんではないということですね。
福永先生:そうなんです。細く遠くから来る光だから、空気によって、もちろん、空気も眼に見えないけど、実はガスと同じでつぶつぶでできていて、それがちょっと星の光を曲げたり、散らしたりして、キラキラさせているんです。
ピーコ先生:キラキラしているというのは、日本語で言うと「またたいている」というのよ。
女の子:うん。
ピーコ先生:この言葉も一緒に覚えておいて。

東急まちだスターホールの福永則子 先生

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